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なりきり ※販売月ごとに部分編集 [部分編集] 変身銃 ガブリボルバー 4,725円 2013.02.16 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 1 ガブティラ 14 スティメロ 獣電剣 ガブリカリバー 3,990円 2013.02.16 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 15 アロメラス ガブルキャノンDXセット 8,715円 2013.02.16 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 1 ガブティラ 14 スティメロ 15 アロメラス 獣電携帯 獣電モバックル 2,730円 2013.02.16 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 16 ビヨンスモ [部分編集] キョウリュウジャーなりきりセット 3,675円 2013.03.30 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 3 ステゴッチ [部分編集] シールドランスラッシャーセット 3,150円 2013.04.27 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 13 ケントロスパイカー [部分編集] 変身ガントレット ガブリチェンジャー 4,725円 2013.05.18 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 6 プテラゴードン 直列獣電剣 ザンダーサンダー 3,990円 2013.05.18 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 23 フタバイン 獣電携帯 獣電モバックル キョウリュウゴールドver. 2,730円 2013.05.18 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 12 ディノスグランダー [部分編集] 獣電ブレイブボックス 4,095円 2013.07.27 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 SB スペシャルブレイブ [部分編集] 変形銃 ガブティラ・デ・カーニバル 7,140円 2013.09中旬 No. 獣電池名 獣電池カラー 備考 1+ カーニバル
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なりきり士 概要 TOPなりきりダンジョン、TOPなりきりダンジョンXに登場したコスチューム。 登場作品 + 目次 TOPなりきりダンジョン TOPなりきりダンジョンX TOWなりきりダンジョン2 ネタ 関連リンク関連項目 被リンクページ TOPなりきりダンジョン コスチュームをつけるといろいろなものになりきることができる。それがなりきりし。 初期コスチューム。 TOPなりきりダンジョンX 防御属性『無』(耐性:-- 弱点:--)あらゆる姿に「なりきる」ことで、人々を助ける職業 初期コスチューム。 TOWなりきりダンジョン2 初期コスチューム。「なりきり師」。 全ての服は「ファッションざっし」で変化させると「なりきりし」に戻る。 「なりきりし」を「ファッションざっし」で変化させると異性の「なりきりし」になる。これを利用し、どちらかしか習得できないボーナスアビリティ(*1)をもう一方へ渡すことが可能。 パラメーター上昇値は男女別で、以下の通り。 ステータス フリオ キャロ 最大HP +60 最大TP +6 攻撃力 +6 +4 防御力 +6 +4 知力 +4 +6 素早さ +4 +6 ネタ 関連リンク 関連項目 被リンクページ + 被リンクページ システム:TOPなりきりダンジョン システム:TOWなりきりダンジョン2 システム:かに システム:スナイパー システム:バキュラ ▲
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テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン part7-407~419,421~422 407 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 16 ID 7OCPgOTz 1 星が降るようなきれいな空の夜。 空から本当に降った星を見に行ったあなたは、そこで双子の赤ちゃんを見つけます。 あなたは色々と手を尽くして捜しましたが、二人の親は見つかりませんでした。 あなたは二人の面倒を見ることを決め、女の子に『メル』、男の子に『ディオ』と名付けるのでした。 2 ~アセリア暦4408年~ 13年の月日が流れた二人はすくすくと成長しました。 彼らは、他の人には無い特別な力を持っていたのです。 それは、コスチュームを着ることによって潜在能力を高め、そのものになりきる力、『なりきり師』と呼ばれるもの。 彼らはその力を用いて、他人の手伝いを仕事としていました。 ある日、ディオは山で変わった動物を拾ってきました。 「クルール!クルール!」 星のしるしのついたこの動物は、その鳴き声から『クルール』と名付けられました。 彼らが出かけようとしたとき、突然翼を持つ女性が現れました。 「私は、ノルン・・・あなた達は、黒き運命と共に生まれました・・・」 彼らが生まれながらに罪を背負った存在であると言うノルン。 彼女は『塔』の上にいるという時空戦士の一人と会え、と言い残し消えました。 408 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 18 ID 7OCPgOTz 3 「ふっふっふ、よくぞ来た・・・あたしが、この塔の、主じゃ!・・・なんちゃって!」 『魔女っ娘の塔』の最上階にいたのは時空戦士の一人、アーチェ・クライン。そこに再びノルンが現れます。 12の精霊による『精霊の試練』、ノルンはそれを彼らに受けさせるため協力してほしいとアーチェに頼みます。 アーチェはディオたちと戦いその力を試し、彼らの強さを認めノルンに力を貸しました。 アーチェの力により、ディオたちの家『なりきりハウス』の絵画の一つ、太陽の絵に別の時空へのゲートが宿りました。 ディオたちは、最初に待つ風の精霊シルフを探しに旅立つのでした。 4 ~アセリア暦4203年~ ユーグリッド村でディオたちは時空戦士の一人、クラース・F・レスターに出会います。 そこにノルンが現れ、ディオたちの背負う罪についてクラースだけに話します。 「・・・信じられん。あまりにも・・・惨い」 クラースは、時空戦士と魔王ダオスとの戦い、『ダオス戦役』の後世での歪められた伝承を聞き、 ディオたちがいずれ会うであろうクレスに『ダオス戦役』の真実を聞くようにディオたちに言いました。 そして風の谷の入り口を開く風の紋章を渡してくれました。 409 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 20 ID 7OCPgOTz 5 風の谷の最下層でディオたちは風の精霊シルフと出会い、力を示します。 シルフは、なりきり師の本当の力はコスチュームにでは無く、ディオたちの心の中にある、と語ります。 「これから出会うであろう精霊達は・・・様々な『気持ち』『心』について、語るでしょう」 シルフは風の心、『自由な心』をディオたちに渡してくれました。 6 炎の洞窟で炎の精霊イフリートから『闘魂』を、 水の洞窟で水の精霊ウンディーネから『平常心』を、 そして大地の洞窟では地の精霊ノームから『感謝の気持ち』を学んだディオたち。 この時代の全ての精霊の試練を乗り越えたディオたちは、クラースの力を借り、 星の絵から地水火風の精霊を統率する精霊マクスウェルを探しに別の時代へ旅立つのでした。 410 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 21 ID 7OCPgOTz 7 ~アセリア暦4306年~ 村の壊滅から2年が過ぎ、復興しつつあるトーティス。 そこで、ディオたちは時空戦士の一人、チェスター・バークライトに出会います。 そこにノルンが現れ、ディオたちを導くよう願います。 「奴らは・・・傷だらけだ。・・・何より、『心』ってやつが・・・な」 チェスターは、戦争で親を失った子供の世話をしていました。 犯罪に走り、それを自分のせいでは無いと甘える子供を増やさないためだと語ります。 そして、クレスは留守だから先に精霊の試練を受けて来いと、不思議な塔の入り口を開く不思議な壺を渡してくれました。 8 不思議な塔の最上階でディオたちは分子の精霊マクスウェルと出会い、力を示します。 マクスウェルは『探究心』をディオたちに渡してくれました。 そして、時空を超えてやってきたディオたちに、時空のあり方について話をします。 例えば、転んで怪我をした昨日の自分に注意するようにと時を遡ると、怪我をして注意しに来た自分は存在しなくなる。 つまり、たとえ時を遡っても決定されている結果は覆すことはできない、と言うことをディオたちに教えました。 「・・・さてと、わしの講義はこれにて、おしまいじゃ」 411 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 23 ID 7OCPgOTz 9 トーティス村に戻ると、チェスターが2人が帰ってきたことを教えてくれます。 教会で時空戦士の一人、ミント・アドネードに出会います。 そこに現れたノルンに『大法術師』と呼ばれた彼女の瞳には悲しみの色が浮かんでいました。 「私は、体を癒す力を、持っています。・・・でも、人の心は癒せるのでしょうか?」 自分の無力さを感じるミントをノルンは諭します。 一人の人間ができる事には限りがあるが、みんなで協力することで大きなことができる。 何より、あなたの微笑みが陰ってしまったら、多くの人が悲しむ、と。 「それに・・・そろそろ、あなた自身の幸せに気付いてもいいころですね。それは、意外と、近くにあるのかもしれませんよ」 ノルンに励まされたミントは、ディオたちに光の精霊に会うための合言葉を伝えました。 10 剣術道場で時空戦士の一人、クレス・アルベインに会うことができました。 そこにノルンが現れ、『ダオス戦役』について、 ダオスが何のために戦争を起こし、何を求めていたのかディオたちに教えてほしいと頼みます。 ダオスの目的は、魔科学を滅ぼすこと、 そして、枯れてしまったダオスの母星の世界樹を救うための『大いなる実り』を手に入れることだった。 彼は、自分の星を救うために戦っていた、と。 「ダオスの星で、救いを待っていた人たち・・・僕たちは、彼らにとって希望を打ち砕く存在、『悪者』だったんじゃ無いかって思うよ」 話の後、クレスはディオたちに、悪魔の塔に入るために必要な映らない鏡を渡してくれました。 412 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 24 ID 7OCPgOTz 11 古代遺跡で光の精霊アスカから『挑戦する心』を、 悪魔の塔では魔界の精霊グレムリンレアから、善い心と表裏一体である『悪い心』を学んだディオたち。 なりきりハウスに戻ってきたディオたちの前におかしな仮面を被った男が現れます。 「人の存在こそが『悪』そのものなのだ!悪を嫌うのならば人であることをやめてしまえ!」 どこかで聞いたような声を張り上げ、男は消えました。 12 12星座の塔で月の精霊ルナから『悩む気持ち』を学んだディオたち。 この時代の全ての精霊の試練を乗り越えたディオたちは、クレスたちの力を借り、 月の絵から雷の精霊ヴォルトを探しに、さらに別の時代へ旅立つのでした。 413 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 26 ID 7OCPgOTz 13 ~アセリア暦4354年~ 忍の里で最後の時空戦士、藤林すずに出会ったディオたち。 背後への出現を読んでいたすずの鋭さにノルンは焦りつつも、ディオたちに協力して欲しいと頼みます。 すずは、忍の掟に縛られ心を閉ざしていたこと、そしてクレスたちに出会って人の心を知ったことを話します。 「人は、他の人との出会いや別れを繰り返して・・・大人になってゆくものなのですね・・・」 そして、電気の洞窟の扉を開くための合言葉を教えてくれました。 ディオたちが部屋を出ようとした時、すずがクルールを呼び止めました。 「あなたは・・・何が、目的ですか・・・?」 「ウキュ・・・?」 すずは何かを悟ったのか、それ以上問いかけはしませんでした。 14 電気の洞窟で雷の精霊ヴォルトから『創意工夫』を、 闇の洞窟では闇の精霊シャドウから『心のバランス』を学んだディオたち。 なりきりハウスに戻ってきたディオたちの前に再び仮面の男が現れます。 「光あるところに常に闇はある!無理に闇の心を封じた心は歪んだ心だ!人の本質は『闇』だ!」 男はどこかに消えました。 414 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 28 ID 7OCPgOTz 15 すずから精霊の森の扉を開く合言葉を聞いたディオたち。 精霊の森で根源の精霊オリジンから『無心』を、 そして魔王の洞窟では魔界の王プルートから『恐怖』と『欲望』を学んだディオたち。 プルートは『恐怖』と『欲望』に支配されるのではなく、それを自らの生きる力の源にせよと教えます。 しかし、三度現れた仮面の男はそれを否定します。 「既に、人の心には欲望が溢れている・・・『愛情』ですらお互いを満足させるための『損得関係』でしかない!」 男は、ディオたちがいずれ『からっぽの世界』に堕ちると言い消えました。 16 浮かない顔のディオたちの前にノルンが現れます。 「12の精霊による試練は、終わりました。・・・さあ、行きましょう」 ~アセリア暦4408年~ 『精霊の試練』を乗り越えたディオたちをアーチェが出迎え、にぎやかに祝福しました。 こうしてひとつの冒険が終わったのです・・・ 415 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 15 30 ID 7OCPgOTz 17 数日後、ディオたちの前にノルンが現れます。 ノルンはディオたちに、心を授かったことで何かを考え、その答えが出たかどうか問います。 自分が何のために存在し、何を目指しているのか・・・ ディオたちに、まだ乗り越えなくてはならない試練があると言い、地震とともにヴァルハラ町の東に『カオスの洞窟』が出現しました。 「そこで、あなた方を待ち受けるのは・・・あなた方自身の目で、確かめなさい・・・」 18 カオスの洞窟の入り口で、あの仮面の男が現れます。 仮面を外した男の顔は、ディオにそっくりでした。さらに、メルにそっくりな女性も現れます。 「俺たちこそが、『本当の自分』なんだ!偽者め!俺たちが、消し去ってやる!」 気がつくと、そこはなりきりハウスでした。 ノルンは今のディオたちを『心が分離した不完全な存在』と言います。 ノルンは、雲の絵に暗黒時空へのゲートを宿らせ、そこでディオたちの過去の罪を知るように言います。 「未来は、『可能性』の糸を紡いだ、布。あなたたちが、どの未来へと辿り着くかは・・・私には、分かりません」 ディオたちは暗黒時空へ旅立っていきました。 416 TOPなりきりダンジョンなんか暫く書き込めなかったな・・・sage 04/04/30 16 15ID 7OCPgOTz 19 ~暗黒時空~ 炎の国ムスペルヘイムでフラムベルクを倒したディオたちは、過去の記憶を垣間見ます。 科学者メルティア=バンディはマナを源とした新たな力、魔科学の研究員。 同僚の研究員が、魔科学のあまりにも大きな力に、人間がこんな力を持っていいものかとメルティアに聞きます。 「その、『結果』が目的では無くて・・・研究することそのものに意味があるの・・・」 研究員は、破滅の予感がする・・・と呟きました。 ――情熱・・・純粋がうえに、強い力となる・・・また、純粋がうえに・・・脆くて、弱い・・・―― 20 氷の国ニブルヘイムでフェンビーストを倒したディオたちは、過去の記憶を垣間見ます。 軍隊所属のディオス=バンディはパレスグドラの軍人として、隣国パレスセダムとの民族紛争に身を投じていました。 ディオスはダオスの国の使いからの双方の停戦の要求を伝えるも、上司は使いを殺して送り返せと命令します。 両国をまとめて壊滅させられるほどの大国に楯突くのは得策ではない、とディオスは意見しますが、 「幼いお前たちを、拾って救ったのは誰だと、思っているのだ!?ならば、その命・・・我が国に、捧げるべきであろう!」 上司・・・養父バンディ将軍は聞く耳を持ちませんでした。 ――どこかに、歪みが生じたときそれは、炎となる・・・戦争の始まりだよ―― 417 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 16 17 ID 7OCPgOTz 21 巨人の国ヨツンヘイムでイシュラントを倒したディオたちは、過去の記憶を垣間見ます。 壊滅状態の城の中で、ディオスは瀕死のバンディ将軍に最後の命令を受けます。 研究室に向かったディオスは、そこで血まみれになったメルティアを見つけます。 「ディオス・・・私・・・何の・・・為に・・・分からな・・・ううっ・・・」 そしてメルティアは事切れました。 ディオスは最後の命令、『魔科学兵器の発動』を実行します。 魔科学兵器の蒼き光は、敵・味方・兵士・民間人の区別無く15万余りの人を消し去り、そして・・・ 「何ということだ・・・大樹カーラーンが・・・枯れる・・・」 ――生きることは、選ぶことの繰り返しだ。その選択が、誤りだったときに・・・お前たちは、どうするのだ?―― 22 小人の国ニダヴェリールでジェストーナを倒したディオたちは、過去の記憶を垣間見ます。 ディオスとメルティアに、大樹カーラーンの番人ノルンが語りかけます。 あなたたちは罰を受けなくてはいけない、と。 2人の時を子供に戻し、記憶を全て奪い、異なる時空でもう一度やり直させる。 もし、2人が再び同じ過ちを犯すことになるなら、自分が2人の命を絶つ・・・と。 そして、ダオスは母星デリス=カーラーンを救うため、大いなる実りを求め遥かな場所へ翔びました。 「急がねば、ならぬ・・・全てが滅びる前に・・・」 ――死んでしまえば、それきりなんだ。後のことなんて、どうなったって構わないさ・・・お前らも、そう思うだろう?―― 418 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 16 19 ID 7OCPgOTz 23 死の国ヘルでビッグアイを倒したディオたちは、過去の記憶を垣間見ます。 惑星アセリアで、ついにユグドラシルと呼ばれる世界樹を見つけたダオス。 しかし、ここでも魔科学によってマナが枯渇しようとしていました。 『壊せ・・・破壊せよ・・・魔科学を、破壊せよ・・・魔科学に関わる者たちを、根絶やしにせよ・・・』 ダオスの脳裏に何者かの声が響きます。 「もう一つの私・・・我が、内なる声・・・我に潜む、悪魔の声・・・」 ――二人乗っていれば、確実に沈没してしまう舟・・・お前と、誰かが、それに乗っているとしたら、どうする?―― 24 天界への虹ビフレストの最下層、そこにはダオスが待っていました。 「・・・来たか。我が、民よ。驚くことは無い・・・デリス=カーラーンの民よ・・・」 自分は実体の無い幻だと言うダオス。 彼は、過去の過ちを正すと言うディオたちの力を見定めるため、ディオたちと戦います。 力を示したディオたちにダオスは語ります。 「この世に『悪』と呼べるものがあるとすれば・・・それは、人の心だ。 そして、最も恐るべきもの、勝たなければならない敵・・・それが・・・自分の心だ」 ディオたちは自分から分かれた、自分の心と向き合っている。 それを消し去るのではなく、自分と認め制御せよ、と。 ダオスは、最後の試練に旅立つ2人を見送りました。 419 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 16 21 ID 7OCPgOTz 25 ~アセリア暦4408年~ カオスの洞窟の奥深くの魔鏡の間。そこに置かれた魔鏡が、時空戦士たちの心の中を映し出します。 そして、それを否定するディオスとメルティアの声。 妹アミィのために、彼女の誕生日の時期に花が咲く樹を植えたチェスター。だが、彼女の誕生日は二度と来なかった。 「花が咲いても・・・アミィは・・・いない・・・」 ――死んだ妹の代わりに、たくさんの子供の世話をする・・・それは、他人のため?・・・それとも、自分のため・・・?―― 嫌っていたはずの父と、自分が似てきたということを助手ミラルドに語るクラース。 「流石は、私の研究パートナー・・・いや、人生のパートナーと言うべきかな?」 ――それも、親子の『絆』・・・しかし・・・親を知らない者は、何を愛すればいい?何を憎めばいい?―― 長寿の種族、ハーフエルフ故に、大切な人たちに先立たれてしまうアーチェの悲しみ。 「チェスター・・・あんたともう一度、ケンカしたいよ・・・」 ――心を重ねることが多いほど・・・それらは、後で辛い想いとなってしまう・・・ならば・・・初めからそんなものは無ければいい・・・―― 忍の掟に従い、洗脳された父と母を手にかけたすず。 「父上!母上!お覚悟!」 ――あなたの本当の心は、まだ闇の中・・・誰にも見せない・・・誰も知らない・・・恐らく・・・自分自身にも分からない・・・―― ノルンに、みんなで協力すれば大きなことができると教えられたミント。もっと自分に頼って、甘えて欲しいと言うクレス。 「ミントは、僕にとって・・・大切な人だから」 ――多くの人に必要とされて・・・何を悩む?世界の誰からも愛されない、必要とされない者の気持ち・・・この女は、知らない・・・―― 421 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 16 24 ID 7OCPgOTz 26 カオスの洞窟の最下層。そこで再びディオス・メルティアと対峙するディオたち。 暗黒の自分に、ディオたちはついに打ち勝ちます。 そんな2人をあざ笑うディオス。過去の自分に干渉したディオたちは自身の存在が否定された、と。 「・・・お前たちの居場所は時の流れの・・・どこにも無い!・・・とんだ・・・バカ野郎だよ・・・」 そしてディオたちは、暗黒の自分と再び一つになりました。 「・・・・・・ディオ・・・・・・メル・・・」 どこからか聞こえるノルンの声。クルールの姿が、光とともにノルンへと変わります。 クルールは、ディオたちを見守るためのノルンの仮の姿だったのです。 最後の審判として、ディオたちの力を見るというノルン。 強大な威力の魔術を操るノルンに、持てる力の全てをぶつけたディオたち。 27 ノルンとともにディオたちはなりきりハウスに戻ってきます。 そこで、ノルンはディオたちがこれから時空の波の修正を受け、今のディオたちは存在しなくなるということを告げます。 「しかし、それは、『死』や『消滅』ではありません。『誕生』です・・・新たな、あなたたちの」 役目を終えたノルンは、ディオたちに別れを告げ、消えていきました。 ディオとメルも、あなたに別れを告げます。 「色々、教えてくれてありがとう・・・でも、もう・・・お別れ・・・みたいだ・・・」 「あなたと過ごした、記憶・・・そして、この瞬間・・・無くしたくない」 二人の姿も、静かに消えていきました・・・ 422 TOPなりきりダンジョン sage 04/04/30 16 26 ID 7OCPgOTz エピローグ そして、しばらくののち・・・ あなたの前に、二人の子供が現れます・・・ その子は、あなたのことを知りません。 でも、あなたは、その子のことをよく知っています。 「はじめまして・・・そして・・・おかえりなさい」
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『修正依頼』が出ています。依頼内容は、罵倒に満ちた感情的極まる記述の修正です。対応出来る方がいらっしゃるなら宜しくお願いします。 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX 【ているず おぶ ふぁんたじあ なりきりだんじょんくろす】 ジャンル ロールプレイングゲーム(シリーズ内ジャンル名 真実と向き合うRPG) 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 バンダイナムコゲームス 開発元 ナムコ・テイルズスタジオ 発売日 2010年8月5日 定価 5,219円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 544KB以上 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、犯罪 廉価版 PSP the Best 2013年2月21日/2,667円(税別) 配信 【PSP/PSV】2013年11月28日/2,381円(税別) 判定 シリーズファンから不評 劣化ゲー ポイント 原典から満遍なく改悪された内容ファンからは満場一致で黒歴史単体で見ても完成度は低いシリーズ史上最低最悪のキャラ「アルベルト」 テイルズ オブ シリーズ 概要 特徴 問題点 戦闘関連 シナリオ キャラクター面 ロンドリーネについて エトスについて アルベルトについて 最悪の後日談 その他の問題点 評価点 総評 余談 同時収録・テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション 概要 ゲームボーイで発売された『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』(以下「原作」と表記)をPSP向けにリメイクした作品。 第1部のボス戦後の問いかけ以外にセリフがなかったディオとメルにセリフを用意したり、戦闘システムをシリーズと同じアクションのものにしたり『テイルズ オブ ファンタジア』との橋渡しの役目を持つ新キャラクター・ロンドリーネの追加などが行われている。 また、原作および本作のシナリオは『ファンタジア』本編を前提としているため、『ファンタジア』を未プレイだとシナリオが理解しにくくなっている。 そのため、『テイルズ オブ ファンタジア -フルボイスエディション-』の戦闘システムを洗練させた『テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション』を同時収録している。 原作は暗く重いながらも練り込まれたシナリオが高く評価されたが、戦闘システムはハードの制約もあってシリーズ恒例のアクション要素の強いリニアモーションバトルシステムからターン制に近いものとなっていたため、戦闘システムを改良したリメイクが望まれ続けていた。 満を持してのリメイクとなった本作は、多数のシリーズ作品にキャラクターデザイン・作画監督として携わる松竹徳幸氏自身がアニメーション監督を務め、背景スタッフはスタジオジブリの作品やアニメ版『時をかける少女』に関わったスタッフで制作されている。 その一方で、開発スタッフの上層部(ディレクター・シナリオライター等)には、原作及び『ファンタジア』本編の開発に携わった人間がほとんどいない(2人いるプロデューサーの岡本進一郎氏のみ原作と同じ)。 また、担当プロデューサーは『テイルズ オブ バーサス』で悪い意味で名を広めてしまった大舘隆司氏であった。 そのため「原作に沿ったシナリオやシステムはしっかり再現してくれるのか」「余計な要素を加えてどっちつかずな出来にならないか」と、発売前からファンの間で不安がられていたのだが、その危惧は案の定この上もない形で的中してしまい、ファンからの多大なる怒りを買うこととなった。 一応、戦闘仕様を評価するプレイヤーやX新規のGB未経験プレイヤーにはそれなりに受け入れられたが、それらの層からすら嫌悪される要素も多々ある始末で、単体としても微妙としか言えない作品となってしまった。 特徴 システムは『テイルズ オブ ハーツ』(*1)のそれをさらに進化させている。 本作では術技発動のパワーソースとして「エモーショナルブレイブゲージ (EBG) 」を使用する。このゲージはキャラクターの感情の変化を表したものであり、ゲージが高いと攻撃力が上昇、防御力が下降し、ゲージが低いとその逆となる。ゲージは攻撃を当てたり、ガードをすることによって上昇し、術の使用により減少する。ゲージが100%を超えた状態では「オーバーブレイブ」が発動でき、これにより攻撃力上昇などの恩恵が得られ、秘奥義(いわゆる必殺技)を発動できるようになる。 『テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-』にあった仲間モンスターの要素もあり、特定のコスチュームでモンスターと戦うと、戦闘終了時に一定確率でそのモンスターを仲間にできる。 モンスターは戦闘メンバーとして使用可能であり、モンスターだけのパーティを組む事もできる。 問題点 戦闘関連 今まではTP回復効果を持つアイテムだったグミが、本作ではEBGを増加させる効果になっている。 つまり、自分は攻撃しつつ他の仲間にグミを使ってもらう事で、常にゲージを100%以上に保ててしまい、他シリーズ作品以上に秘奥義の連発が可能になってしまっている。 この結果本作を「グミゲー」と呼ぶプレイヤーもいる。 参考までにTPが存在しない他のシリーズ作品にはTP回復グミの互換アイテムはなく、HP回復グミしか存在しなかった。 キャラクター間の強弱バランスが極端であり、コスチュームをマスターして覚えるスキルが揃っていれば、最終的には主人公「ディオ」と「メル」の圧倒的な2強となる。 秘奥義の演出が全体的に地味。 同時収録の『クロスエディション』に比べると、初動が遅く、動きやエフェクトもあっさりしている。 中でもロンドリーネの使う秘奥義「デモンズランスレイン」は通常技とさほど変わらない見栄えである。ダオスの使う秘奥義「スーパーダオスレーザー」も従来と比較すると明らかに演出が劣化している。 『ファンタジア』のキャラにも秘奥義が搭載されている(*2)が、残念ながらチェスターとクラース以外は既存の術技を秘奥義扱いにしただけの手抜きである。 しかも秘奥義になってしまったため普通の術技として使う事ができない。そのため前日譚である『クロスエディション』では使えたはずの技が何故かその後日談では普通に使えなくなるという珍妙な事になっている。 また、PS版などでは秘奥義相当の特殊な奥義として扱われていたクレスの技「冥空斬翔剣」と、一定条件を満たせば習得出来た技「殺劇舞荒剣」が正式に秘奥義に設定されている。 しかし、冥空斬翔剣の原点となる発動ボイスはデフォルトでは聞けず、発動に合わせたプレイヤーの操作が必要。 全ての敵がのけぞりにくく、爽快感が味わえない。 こちらの攻撃を数発耐え、場合によってはそのまま反撃してくる。 この攻撃を与えても怯まずに行動できる特性は過去テイルズシリーズでも見られ、「鋼体」と呼ばれている。 それでも他作品では精々ボスクラスと、一部の大型雑魚敵が持っているにとどまっていた。しかし本作ではほとんど全ての雑魚敵が鋼体持ちとなっているため、爽快感が損なわれている。 戦闘システムの基盤となった『ハーツ』でも鋼体持ちの雑魚はそれなりの割合で登場したが、本作のように著しくテンポを崩す程にはなっていなかった。 原作にあったなりきり服が本作では作れない。 『ファンタジア』キャラのなりきり服や、「つりし」や「商人」など戦闘に向かないコスチュームが軒並み削除されてしまったことが、原作ファンから非難を呼んだ。 『ファンタジア』パーティメンバーのなりきり服が削られたのは、彼らが本作では仲間(戦闘メンバー)として加入するためと思われる。 原作では戦闘に不向きだった非戦闘系コスチュームも頼まれ事などのイベントで必要になり、戦闘以外でもディオ達のなりきりの能力を活かしていたのだが、本作ではごっそり削られてしまっている。 もっとも、戦闘が複雑化した本作で原作のような大多数のコスチュームを用意するのは明らかに無理があり、また戦闘に力を入れているからこそ下手に非戦闘系コスチュームを入れられないと見る事もできる。 とはいうものの、それならそれで戦闘時には使わないイベント用キーアイテムとして導入する等はできたはずで、何よりコスチュームの主な入手法が『服屋で作成する』→『ダンジョン内に無造作に落ちている』と変更されており、もはやなりきりやコスチュームといった設定ではないほうが自然なシステムに成り果ててしまったのは残念がられることが多い。 クルールの最大の特徴であった成長する事により姿を変えると言う要素が無くなった。 原作ではパーティメンバーはディオ・メル・クルールの3人組だったが、本作では『ファンタジア』のパーティメンバー6人と新キャラクター・ロンドリーネも参加し、最大4人までで戦闘を行えるため相対的に影が薄くなってしまった。 覚えるスキルや技の性能と数のせいで他のパーティキャラと比べても若干弱いため存在感の薄さに拍車がかかっている。 その代わり新たにチェインパートナーという、操作キャラクターに変身して同時攻撃を行うシステムが追加された。しかし残念ながら使い勝手が悪いためほとんど使われない。 シナリオ 大筋そのものは原作と同じだが、その描写等はほぼ別物と言っても良いくらいに改変されている。 原作はシリーズの中でも重く哲学的要素に富んだ独特な作風だったが、本作では打って変わってかなりライトな作風となっており、加えて所々説明不足が目立つようになってしまった。 原作はシリーズでもかなり尖った異色な作品であったが、その尖った異色さが何よりの魅力だった。そのため、その個性を必要以上に削り、最近のシリーズの不評な面を反映させたような作風になったため芳しくない評価を受けることとなった。 また、上に書いたように『ファンタジア』本編のキャラクターも戦闘で使えるようになっただけでなく、シナリオに深く絡むようになった事も「本編エンディングでの別れが一気に軽々しくなった」という批判に晒される事に。 クレス達はエターナルソードという自由に時間転移できる術を持っていたが、クラースはそれを知った上で「私は、もう二度と(100年後に生きるクレス達とは)会えないな…」と言っていた。これは、ダオスの争乱をきっかけに時空を越えて一堂に会していたメンバーが夫々の時代に戻る事で、本来あるべき関係に戻る事を望んでいたからである。 彼が自分だけを指してこう言ったのは、彼と同じ時代に生きるアーチェは人間より長命なハーフエルフの為、100年経過した現代でクレス達と再会出来る可能性は十分にあり、50年後の未来に生きるすずもクレスたちの年齢から同じく存命のうちに再会出来る可能性があるが、クラースは間違いなく亡くなっているあろう事からである。 つまり、二度と会えない、今生の別れだからこそあの離別のシーンが光るのである。本作の仕様はそれを台無しにしていると言われても仕方がないだろう。 一部高い評価を受けていた「たのまれごと」も大幅に削減、正確にはごく僅かがサブイベントとして残っているだけで、このシステムすら無い。そして数少ない残った部分すら悉く改悪しているのである。 特に悪徳商人ボエボエのイベントは、原作の面影も無い淡白でさほど印象に残らない代物になってしまった。 原作では重い内容ながらも非常に評価の高いイベントだったものの、本作のそれは原作のファンはおろか、新規プレイヤーですら首を傾げてしまう内容になっているため、原作ファンからは「こんな有様ならイベント自体を削除してくれたほうがマシ」という批判も。 最後にボエボエと会話する場所のBGMが「陽気な熱帯地帯」をイメージさせ、さらにイベント中ずっとそのBGMがかかりっぱなしである。会話内容とまったく合っていない。このイベントは原作の言わばもうひとつの本編もしくは裏のシナリオといってもよいイベントだったのだが…。 原作にあったヴァルハラ村や魔鏡の間などの鬱要素や哲学的な台詞もかなり緩和または削除されている。 鬱ながらもファンから高く評価された一部の「たのまれごと」や、難しくも深い哲学的な問いも原作の特徴の1つであった。 原作ではプレイヤーが親代わりであり、双子に対して道徳や倫理観を教育する立場であるため、基本的に「答えは自分で導き出せ」というスタンスのゲームである。よって明確な答えを用意しない、哲学的であることに意義がある。それらの一部を排してしまったことで、物語の深みが無くなってしまったという評価を受けている。 ちなみに、原作のシナリオライターは開発室にて、主人公についてディオとメルではないある人物だと発言していたが、本作のシナリオライターは開発室にて「主人公はディオとメルです。」とはっきり発言した。 どのような意図でこのような発言をしたのかはわからないが、本作のクオリティの低さ故「原作の趣旨すら理解していない」と取れる発言になってしまった。 細かい矛盾点など 精霊のグレムリンレアーは作中、かつて『ファンタジア』でクラースの口車に乗せられて契約した事を口にするのだが、本作でグレムリンレアーと出会うのは『ファンタジア』で契約した時代(すずの時代:未来)の約50年前(クレスの時代:現代)で、この時代のグレムリンレアーはクラースと契約どころか出会ってすらない。 キャラクター面 ディオ達の過去に絡む重要な位置にいる人物の人格が悪い方向に変更されている。本作で新たに追加されたキャラも多いが、彼らについての評価も芳しくない。 この重要人物は原作では主人公のディオとメル同様双子という設定であったが、本作では設定の変更を受け赤の他人となっている。 これは原作の根幹に関わる部分で、双子から他人にする必然性は今作だけを見ても一切無い為、典型的な改悪だと猛烈に非難されている。 シナリオの改悪による影響を最も受けたのは主人公の双子に試練を与えた精霊「ノルン」であり、今作では非常に機械的に動くような人物に性格が改変されている。 + ネタバレ注意 捨て子、終わりの見えない戦争、新しい親(軍人)とのしがらみ、疲弊していく国家、劣悪な生活環境…など、様々な悲劇が重なり合い「大量破壊兵器の使用」という結末にたどり着くわけだが、張本人が「俺は悪くない、戦争が悪い」の一言で片付けてしまう。あながち間違った主張ではないが、戦争に関わらない罪無き生物の命まで奪った張本人が使っていい言葉ではない。シナリオや描写の大幅な変更などでこの人物の内心も見えづらくなり、思考停止からの責任放棄にしかなっていない。 なお原作では自身の行為は紛れもない「悪」だと理解しており、人間なら抱いて当然の感情によって使用し、本作のように白々しい責任転嫁などはしていない。だからこそ彼の善悪の判断は非常に難しい問題なのである。それ故にノルンの「審判」の対象に選ばれたと言える。 だがリメイクでは単なる「短絡的な動機による大量虐殺犯」でしかないにもかかわらず原作と同じ扱いな為、大きな矛盾となった上ノルンの株も大きく落とす結果になってしまった。 また、原作では大罪を犯したある2人を認め、その罪の償いに協力的な姿勢をみせるなど器の大きさを見せたダオスだが、今作では打って変わって冷徹な人物として描かれている。(過去に2人がしたことを鑑みれば無理のないことではあるが) ディオとメルの性格改変。 ディオは所々日本語的に違和感のある発言が多く、「誰得」などのネットスラングを使うなど世界観に合わない。性格もどこか生意気かつ妙なトゲが目立つ人物になっている。 メルも全体を通してやたらとネガティブシンキングな面が強調されており、賛否が分かれる。 + その他、目立つキャラについて 長いため下りたたみ ロンドリーネについて 『ファンタジア』本編との橋渡しとして追加された女性。しかし言うほど橋渡しの役割は果たせていない。 ダオスと過去に会ったことがあり、時空を超えて彼を追っていると言う設定だが、当のダオスを追う理由は「幼い頃にダオスと会ったがそのときの彼はとても優しく、戦争を仕掛けたダオスと同一人物とは思えない。そうなってしまった理由を本人に会って確かめたいから」という、個人的な私情によるもの。 上記の理由が判明するのもストーリーが中盤を過ぎてから。それまでは自分の目的を隠したまま思わせぶりなことを言いつつ、成り行きで仲間に入ったかと思えばダオスに会いに行くからと抜けるという期間が続く。 彼女の出自設定に謎がある。 後に発売された攻略本で「普通の人間と変わらない姿だがエルフの末裔」と正式に彼女の正体が公開された。これはエルフの中で稀に生まれる、魔力を持たず、エルフの特徴も持たないレネレスの事を刺していると思われるが、現在のロンドリーネは普通に魔法を扱える。 『ファンタジア』と世界観を同じくする『シンフォニア』では、アイオニトスという鉱石の粉末を摂取すれば人間でも魔術を使用できるという設定があるため、彼女がそれを用いて魔術を使用しているとも考えられるが、そういった説明は無い。 まとめると、「生粋のエルフの子孫であるが、魔力を持たず、エルフの特徴も持たないレネレスとして生まれたために村を追い出され、人間として幼少期を過ごし、後天的又は上記の手法にて魔力が身についたため魔術が使えるようになった」と説明すれば辻褄が合う。 以降の外伝作品でも、ロンドリーネに関しては「エルフの末裔」という設定となっているが、それ以上が語られることはない。 ロンドリーネ自身は至極常識人で、他のオリジナルキャラクターのような非常識な言動や行動が殆ど無く、『ファンタジア』の仲間内にはいなかったノリの軽い姉御肌な女性であり、デザインも藤島康介氏に近い絵柄で(*3)ファンは多い。 エトスについて ディオとメルの親代わりとして登場した新キャラクター。 原作ではディオとメルの親代わりをゲームのプレイヤー自身が務める事で高い感情移入を生み、シナリオのメッセージ性や深みがより増すという評価点にもつながっていた。 エトスの追加はそれらの要素を否定するものとなっており、原作プレイヤーからの批判点の1つとなっている。 + ネタバレ注意。 原作や小説版のように人間にではなく、人間と全く異なる存在である精霊のエトスに双子を託すというノルンの行動は、人間の本質を見極めるという目的には不適切なのではないかという疑問もある。 アルベルトについて ノルンに命を与えられたクローゼットで、本作における誰得要素の筆頭。 原作ではなりきり服はダンジョンの休憩地点などにあるタンスから出し入れしていたのだが、本作ではアルベルトがその役目を担っている。 とにかく自分の欲望丸出しで協調性や節度が欠如しており、口を開けば後述する暴言や下劣なセクハラ発言ばかり。 あまりの憎らしさから名前で呼ばれず、ファンサイドでは専ら(実際はクローゼットであるにもかかわらず)タンスと呼ばれている。 戦闘には一切参加しない上に都合が悪くなるとすぐに逃げる。かのモルモを彷彿とさせるが、まだまともな発言もしてくれる時がある分モルモの方が余程マシとすら言えるレベルである。 ダンジョン内で着替えが出来ないのも「着替え室がないから」という合理的なものではなく「アルベルトが危険のある場所には出てこないから」という身勝手なものになっている。(*4) 極度の女尊男卑な思考回路であり、男性陣への態度は殆どが上から目線の罵詈雑言or暴言で固められている。言動の一つ一つをとってしても下品なものばかり。作中のキャラは構う価値は皆無と理解しているのか多くの発言は見事にスルーされているが、原作や『ファンタジア』本編のファンが聞き流せるかと言われたら、まず否である。 一方、女性陣にはメル メルメル/ロンドリーネ ロディたん/ミント ミーたま/すず すずちん…と言った気色悪いあだ名をつけた上にセクハラまがいの言動をとる。 例外的にアーチェだけは『凶暴なオバハン』呼ばわりし、セクハラ発言は勿論名前で呼ぶ事すら無く、基本的に男性陣と同じ横柄な態度をとる。 言うまでもないだろうが、双子の扱いは常にディオ メル。ディオに対しては他の男性陣と同様容赦なく下劣に罵りにかかる。(*5)挙句実質生みの親であるノルンにすら悪口を言い、極めつけには終盤のスキットでプレイヤーにまで悪口を言ってのける。 もっとも有名と思われるのは、「チェスターの妹・アミィ(故人)の事を罵り、その上兄のチェスターをシスコン&変態扱いする」と言うスキットだろうか。当然妹を貶されたチェスターは怒りのあまりアルベルトに対して容赦ない態度を見せた………りはせず、半ばやれやれな態度で流しているに過ぎなかった。 原作と『ファンタジア』のファンがプレイした場合、チェスターの背負っている背景(*6)・原作の魔鏡イベントも知った上でその暴言を聞かされる事になる。 チェスターの人生はアミィ無しには語れない。幼くして両親を亡くし、孤児となった2人を養う者は誰もおらず、自分で食い扶持を稼がねばならなかった。そんな苦境の中でも盗みなどの犯罪に走らなかったのは、その罪で自分のみならず妹も穢してしまう事を知っていたからである。アミィを愛し、誇りに思っているからこそ今の真っ直ぐな心を持つチェスターが居るのだ。しかもその妹は、『ファンタジア』冒頭で村を襲った軍隊に殺されている。 これに関連して、スキット内でのチェスターのやたらと落ち着いた対応にも時に批判が寄せられる。原作でのチェスターの性格(*7)なら、ブチギレるどころか周囲の制止を振り切ってでもアルベルトを叩き壊しにかかるのは間違いない。 一応、スキット以外ではでしゃばらないというのが最後の救いかもしれないが、当シリーズでスキットを聞かずに進めるのはプレイする楽しみがかなり減るので、そうもいかないのが現状。 だが、着替えをした時等のシステムメッセージなどが何故かアルベルトの発言したものの体を取っており、加えてアルベルトの喋りに特徴的な訛りがあるせいで、嫌でも目に入り非常に鬱陶しい。 なお、先述したチェスターとの会話の詳細は以下の通り。 + スキットの詳細。不快になる可能性があるので閲覧注意。 ディオ達に魔物使いのコスチュームを渡したチェスター。メルのことを思わず「アミィ」と呼んでしまったあとのチャット。 チェスター「アミィと間違えるなんてな……」アルベルト「アミィって、おめぇの妹だか?」チェスター「あ、ああ、そうだよ……」アルベルト「ほぇ~~~、おめぇに妹がなぁ~~」チェスター「な、なんだよ!人の顔ジロジロ見て」アルベルト「おめぇみてーなキツネ目の妹っつーことは、そのアミィっての、名前に合った顔なんだなや」チェスター「なんだよ、それ。アミィが俺に似てるって言いたいのか?」アルベルト「みなまで言わんでええだ、ええだ。おめぇの顔見てれば、ぜぇ~んぶわかるだよ」アルベルト「おめぇはかわいい妹が欲しかったんだ。だから、さっきメルメルをわざと間違えたんだど?」チェスター「バカ言ってんじゃねぇっての」アルベルト「あひゃぇ!当たっただ!図星だ!!こいつ、メルメルを狙ってる変態だーよ!!!」チェスター「あのなぁ……そりゃ、お前だろ……?」 これはひどい…。 そして極めつけに、開発室で聴けるスタッフによるアルベルトへの「毒舌キャラ、楽しんでいただけましたか?」 「毒舌」とは、辛辣な悪口や皮肉を言うこと(*8)であり、アルベルトのそれはただの「暴言」でしかない。 結果、アルベルトの発言の数々をお茶目要素であるかのように扱う開発陣への不信を煽るだけとなってしまった。元より、この時期のテイルズスタッフは「平然とキャラ崩壊させる」「特定のキャラをもちあげる為に他のテイルズキャラを『踏み台』にする」「キャラの扱いに苦言を呈した声優の発言すらおちょくってネタにする」「ゲームに自分達(開発陣)が好きそうな要素を無理やりねじ込む」といった面において大暴走しており、目に余るものが多々あった事からユーザーからは非難轟轟だった事で有名だが、その最たる例ともいえるだろう。 こんな有様のため、アルベルトは満場一致で「シリーズ最低のキャラ」としての評価が定まる事となった。多くの言動が欲望に忠実過ぎるあまりキャラクターの語り口調として不自然なものも多く、中には「彼はキャラクターとすら呼べない、単なるスタッフの欲望のアバター」と評する者もいる。 実際に『マイソロ3』のスキットや『エクシリア』のキャラにまつわるコピペなどでアルベルトがネタにされている。 またあまりに不評だったのか公式人気投票からはアルベルトの名前が削除されている。 最悪の後日談 シナリオ改変の影響で本編キャラクターの悉くがディオ達と出会わなければ悲惨な末路を辿る事になってしまった。(参考動画(ニコニコ注意)) + ディオ達と出会わなかった場合の本編キャラクターの悲惨な未来。ネタバレ注意。 クレス 犯罪組織“シグルド”との戦いの中戦死。 ミント クレスの死に絶望して自殺。 クラース 召喚術の論文が認められず生きる希望をなくし、酒に溺れた末に死亡。 すず 魔界の王プルートと刺し違え戦死。 チェスター 不明。 改変の結果『ファンタジア』本編までも巻き添えにしているため、『ファンタジア』本編のファンからは凄まじい反発が起きた。 仲間達が辿った悲劇を知るアーチェと悲劇を逃れたキャラクター達が揃うという「アレ?」と思える現象も起こっているが…。 似た事例だと『デスティニー』の主人公スタンの続編での扱いもかなりの批判があったが、本作の場合はそれすらまともに見える酷さを誇る。 スタンの場合は「長年一線を退いていた」「愛剣ディムロスを失い、全ての昌術と多くの特技が使えない」「家族同然の存在を人質を取られ、武器を捨ててされるがままに殺された」「非常に凶悪な敵が相手だった(*9)」後の展開にもある程度活かされている等、相応のフォローがあった。 ミントに関しても、悲観から安易に死を選ぶような人物ではない。冒険の中で苦境にも折れない芯の強さを身につけた女性である。 これらの後日談が納得のいく流れであるのならばここまで批判される事は無かったかも知れないが、ストーリー上有り得ないと思われるような展開を具体的な描写もなく追加したことで原作のファンから反感を買うこととなった + ネタバレ注意。 クラースが論文を燃やされたのは、論文を提出するより前に召喚の契約を破棄してしまったせいで召喚術を証明できなかったからである。冗談のような話だが召喚を証明できなかった部分以外は公式サイトにも書かれている内容である。 『ファンタジア』で契約の破棄を明言していたのは闇の精霊シャドウのみで、他の精霊たちとの契約破棄は本作のみの設定である。「召喚術の悪用を防ぐ」という意図だったようだが、そもそも精霊たちは契約の指輪さえあれば誰の言うことでも聞くわけではない。(*10)あくまでクラース個人との契約である以上、解除する必要はなかったはず。 + 余談 『ファンタジア』の後日談に当たる第一部は、原作ではシナリオらしいシナリオは無く、本編キャラクターの協力を仰ぎながらディオ・メル・クルールの3人で精霊の試練を受けていき、封印された性格を解放していくというものであった。その反面で前述のたのまれごとの内容がかなりヘビーなものもあり、こなさなければ後半のダンジョンの扉が開かないため、実際はそこまで淡泊に感じさせないようにはなっている。 その他の問題点 リメイク作であるにもかかわらず、原作での人気曲「DARK MIND」「Judgment」など、あいだとしき氏による曲は一つも採用されていない。 「あいだとしき氏はギタリストの会田敏樹氏で、権利関係のために使用できなかった」と一部で推測されているが詳細不明。 その代わりにシリーズお馴染みの桜庭統氏が新曲を書き下ろしているが評判はあまりいいとは言えず、特にラスボス戦の曲はファンからは「どう聞いても通常戦闘のノリ」と言われている。 『ファンタジア』の音楽のアレンジも音がこもっている、主旋律が聞きづらい、異様にがしゃがしゃしていてうるさい、などと不評である。 発売前にやたらと押されていた『テイルズ オブ グレイセス』の主人公・アスベルのコスチュームはパスワード入力でしか手に入らない。 もっとも、これまでのDLCやアンロックキーと違い、パスワードは攻略本やネットに全部載っているので、探せばすぐ見つかるレベルではある。 2010年12月ごろから公式HPに全て公開されている。 評価点 原作ではパーティメンバーはディオ・メル・クルールの3人だったが、本作では『ファンタジア』のパーティメンバー6人と新キャラクター・ロンドリーネも参加し、最大4人までで戦闘を行えるようになり、パーティの選択肢が大幅に増えた。 戦闘システム、ハードの制約もあってシリーズ恒例のアクション要素の強いリニアモーションバトルシステムからターン制に近いものとなっていた原作に比べると大幅に改良された。 『PS2版テイルズ オブ デスティニー(以下リメD)』『ハーツ』にあった「同じ術技だけ使っていればいい」という問題点は、同じ術技が連続で出せなくなった事により解消された。 なお、「通常攻撃→特技→奥義」の通りにしか技の連携が出来ないためリメDやハーツほど連携の自由度は無いが、特定のスキルの修得で連携の幅も同じようになる。 本作では通常攻撃が術技と同様に着脱可能であり、×ボタンに通常攻撃・〇ボタンに術技なども可能。携帯機ではセットできる術技が少ないといった問題に対する一つの解ともいえる。 仲間モンスターを自分で動かすことが出来る。このシステムが初搭載された「ラタトスク」ではモンスターは全てAI操作であったため、自分で動かすことが出来なかった。 仲間モンスターの中には『クレイアイドル(*11)』などのとてつもなく強力な性能を誇るモンスターもおり、本来『敵だから許されている』凶悪性能の技や体質を思う存分使用することが出来る。 『テイルズ オブ デスティニー2』の強敵ガープや、2周目以降の隠しダンジョンでは作中に登場するボス(の色違い)まで仲間にすることも可能。 今作のモンスターはアイテムも使用可能になっており、更に人間キャラが倒されても全滅扱いにならなくなっている。この点もラタトスクの欠点を解消した形となっている。 ちなみに仲間モンスターには隠しダンジョンの裏ボスもおり、まさかの秘奥義まで搭載されていたりする。 ダンジョンがランダムダンジョンから『ファンタジア』の固定ダンジョンになった。 当時の2頭身のトップビューではなく、『デスティニー2』等の3頭身2Dテイルズのクォータービュー風に書き直されており、それでいて当時の地形を模した作りのため懐かしみつつも新鮮な気分で冒険ができる。ギミックもしっかりと踏襲。 暗黒時空のダンジョンは地下墓地等の通常世界で拾われなかったダンジョンが元になっている。 バンナムの他作品とのコラボ要素があり、『アイドルマスター』や『塊魂』などのなりきり衣装が存在する。 それ自体はコスチュームのバリエーションの増加に繋がっているので評価出来るのだが、大元が3D作品のコスチュームで秘奥義を使用した時のカットインがそのまま3Dグラフィックで挿入されるため、ゲーム自体が2Dグラフィックで表現されている本作では違和感が強く、諸手を挙げて評価出来ないとする意見も出てきてしまっている。 総評 ここまで読んでもらえば分かったと思うが、一つの作品としてあまりに問題が多く、完成度は低い。 特に原作を知るプレイヤーにとっては、あまりの矛盾点や問題の多さから難色を示す要素だらけであり「評価の高かった原作要素を削り、満遍なく改悪されたゲーム」という評価をされている。 ターン制に近かった原作の戦闘が、シリーズお馴染みのリニアモーションバトルになった点は評価されているが、そもそもハード性能を考えればできて当たり前の最低ラインでしかない。 一方で原作を知らないプレイヤーが単体のゲームとして見れば、ゲームプレイに差し障るバグなども無ければ、シナリオなどを除けばゲーム全体に致命的欠陥があるわけではない為、クソゲーと断じるのは難しい。 ただし原作を知らないユーザーにとっても「アルベルトがウザすぎ」という点においては満場一致で大不評である。 総じて「基礎ができてない(原作の良さを理解していない)くせにアレンジをしたがる人の典型」であった。 余談 発売後 メディアクリエイトの初回のランキングでは第1位を獲得し初週の売り上げ本数は10万8356本であり、最終的な売り上げ本数は原作の15万4602本を上回る18万4355本(いずれもファミ通調べ)であったが、上記の悪評によりかつては市場に中古が溢れている状態となってしまっていた。 同時収録されている下記の『クロスエディション』も質の悪い劣化移植となっているためか、元となっている『フルボイスエディション』の方が中古価格が高くなっているのも普通に見かけられる。 ゲーム内容外でのアルベルト関連 改めて言うことでは無いが、キャラクターを演じた声優には一切の非はない。(*12) 龍田氏に対しては、このキャラクターのせいで一緒くたに叩かれかねない事に対する同情もあるが、「アルベルトというキャラクターをその演技で更にプレイヤーを苛つかせる位に完璧に演じきった」と評されるべきだろう。表現がネガティブになってしまっているが、あくまでアルベルトというキャラクターの立ち位置などを受けての表現であり、この場合は演技を批判する意味で用いていないのでそこは了承願いたい。 上述した不快な要素ばかりが詰め込まれたキャラクター性もあって、「タンスのウザさに耐えるのもノルンから(プレイヤーヘ)の試練」等と言われてしまっている。 二次創作のイラストでは、アルベルトが燃やされている絵が大量に見られる(*13)。作中でアルベルトにこれといった制裁が加えられない(*14)事と決して無関係ではないだろう。 また、テイルズ関係の2chスレでは、アルベルトのような口調のカキコがあると、ほぼ必ずと言っていいほど「紅蓮剣!」「エクスプロード!」といった感じで火属性の強力な技・術によるレスがかえってくるほか、Amazonでの評価も辛らつで、ほぼ全てのレビュアーがアルベルトを不満点として挙げている。 普段ならば、ことバンナムに対してそのえげつなさから批判意見の多いDLCだが「 タンスの存在を消せる追加コンテンツだったら数千円払ってでも買う 」という意見すら上がっているところからもプレイヤーがどう見ているかが分かってもらえるのでは無いだろうか。 シリーズ他作品でも毒の強い性格や極端な言動・描写で賛否を招くキャラは少なくないが、彼らなりの信念や筋は通しており、そこを評価し彼等を好くファンもまた多い。日常会話においても最低限の節度はしっかりと弁えており、アルベルトほど無秩序なキャラは皆無である。 キャスティング関連 シリーズでは珍しく、ディオ・メル・クルールの声優は過去に発売されたドラマCDで担当した声優とは違う人物が担当している(*15)(*16)。 攻略本によると、ディオとメルの性格を掴むための資料としてこのドラマCDも使用されたらしい。しかしなぜ声優が変更されることになったのかは不明。 誤解のないように書いておくが、変更後の声優の演技についてもディオ役の斎賀氏の演技など広く評価されている。 また、元々のドラマCDの声優陣もキャライメージに合った優れた演技で評価は高かったこともあり、本作でキャスティングが一新されたのはそもそも原作におけるドラマCDの存在自体を知らず、あとになってその存在を知った(*17)からという噂がファンの間で流れたこともあった。もちろんこの噂は情報源やソースが見つからない完全な噂であるが、かつてドラマCDでミクトランの声を担当した声優が続投した過去がこの噂を加速させた可能性もある。 同時収録・テイルズ オブ ファンタジア クロスエディション 本作に同時収録されている『ファンタジア』の移植作品。 詳細はこちらのページを参考にされたし。
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5043.html
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 機種:GBC 作曲者:桜庭統、田村信二、会田敏樹 発売元:ナムコ 発売年:2000 概要 『テイルズオブファンタジア』の時代から100年後の世界を舞台にしたシリーズの外伝的作品。 BGMは桜庭氏・田村氏のTOPの音楽が使われているほか、会田敏樹氏が作曲した新曲も用意されている。 TOPの音楽がゲームボーイ音源で上手にアレンジされている上に、新曲の方も評価が高い。 また隠しダンジョンとして『ドルアーガの塔』のBGMも用意されている。 後にPSPでリメイク作の『テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンX』が発売された。ただしこちらは会田氏の曲は収録されていない。 収録曲 ボールドで表記された曲は新規曲。 曲名 作・編曲者 補足 順位 PREMONTION ARCHE 田村信二 HARMONIUS MOMENT OLIVE VILLAGE 桜庭統 MYSTERIOUS JAPON THE SECOND ACT 桜庭統 FREEZE UNDERGROUND WAY SYLPH 桜庭統 RETALIATION MORLIA GALLERY FIELD OF SUNSET BURNING TOWER DARK CAVE FOREST OF THE TREANT BITING COLD WHO IS GOOD OR EVIL? 桜庭統 TAKE UP THE CROSS OVERCOME DIFFICULUTIES FIGHTING OF THE SPIRIT 田村信二 BE ABSENTMINDED OASIS FUNNY TOWN 会田敏樹 ヴァルハラ TRY TO FORGET THE SAD PAST 前世回想イベント DARK MIND ディオス&メルティア戦・ドルアーガ戦 第2回マイナーゲーム100位 REBIRTH エンディング THE STARS TWINKLED オープニング MENTAL PAIN 暗黒時空・死の国ヘル JUDGMENT ノルン戦 NAMCO 1 ドルアーガの塔:スタート NAMCO 2 ドルアーガの塔:メインテーマ NAMCO 3 ドルアーガの塔:フロアクリア NAMCO 4 クオックス登場:フロア NAMCO 5 イシターのテーマ NAMCO 6 ドルアーガのテーマ NAMCO 7 ドルアーガの塔:クリア
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多くのなりきり・もどきに対する解釈があるかと思われます。 中には人やジャンルによって大きく違ったりするものもあります。 もちろん全てのアカウントがこの定義にあてはまるわけでもありません。 むしろ現在では同一のものとして扱われていることが多いです。 「もどき」とは 「なりきり」とは 「ごっこ」とは 派生について(三次創作)三次創作 腐向け ショタ化・ロリ化 女体化・男体化 大人化 他 「もどき」とは 「もどき」とは「なりきり・もどきとは」で説明させていただいた「bot」のもどき、つまり「botもどき」です。 通常では「bot」が行う業務を手動で執り行うものがその名の通り「botもどき」となります。 「botもどき」の「bot」の部分は省略され、「もどき」「mdk」と称されることが多いようです。 これらはtwitterで「bot」が一般に広く浸透した結果、新しく生まれたものです。 「なりきり」とは http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%8D%E3%82%8A wikipediaより とあるように、なりきりとは元々が掲示板であったりチャットであったりと様々な派生が存在します。 twitterにおけるタイムラインがチャットと似ていることもあってのことかと思われます。 「ごっこ」とは 「ごっこ」とは、よくある「ごっこ遊び」のことです。 「ままごと」や「お医者さんごっこ」のように、想定したキャラクターになりきるという点では「なりきり」「もどき」と同じです。 ですが「ごっこ」というものが字面的にも簡易的であることが見受けられることが多いため、一般アカウントを使って想定したキャラクターになりきることのことをそう呼ぶことが多いです。 一時的にそのキャラクターの画像をアイコンに使って口調を真似て呟いてみたりなど、そういった行為は気軽に行えることが特徴となります。 派生について(三次創作) 三次創作 「なりきり」「もどき」は基本的に二次創作にあたります。 当wiki内では本来のキャラのなりきり・もどきを二次創作、下記にあるようなものを含むなりきり・もどきを三次創作として区分して扱わせていただきます。 これらは二次創作以上に好みが分かれるものです。 騒ぎや問題にならないよう、細心の注意が必要です。 腐向け 「腐向け」の「腐」は「腐女子」「腐男子」の「腐」です。 男と男の、性的な描写(要はBL)が入るなりきり・もどきは「腐向け」アカウントとなります。 基本的に腐向けは絡みの度合いでR15・R18指定が必要なものもあります。 ショタ化・ロリ化 キャラクターを若返らせる・子供自体を演じることにあたります。 発言内容を幼くしたり、難しい漢字が使えないなどの工夫で子供らしさを演出していきます。 若返る年代も幼稚園児から成人と様々です。成人や高校生等のことをショタやロリと指すことは滅多にありませんが、今回はこうしたくくりで区分していきます。 女体化・男体化 キャラクターをあえて異性にするというものです。 つまり、男⇒女、女⇒男ということになります。 大人化 「ショタ化・ロリ化」の逆にあたります。 キャラクターの将来を想定して、作品よりも時間軸を未来側へとずらした設定となります。 振り幅が多い上に、未来ということで、ベースとなるキャラクターがしっかりあったとしても、オリジナル要素が非常に色濃く出ます。 他 他にも様々な三次創作アカウントがあります。 「オタク」や「擬人化」や「夢」などと様々なものがあります。 単純に、もどきはロル無し・なりきりはロル有りという区別でも良いのでは? -- 名無し (2013-08-13 12 21 19) ロル回さないなりきりもいれば、回すもどきもいるから微妙なんじゃないかな -- 名無しさん (2013-08-24 06 32 14) 一般さんでもロル回す人は回すからその区別はないかな? -- 名無しさん (2014-05-26 10 11 59) やってることは大体似たようなもんだから、自称がどれかってぐらいなんじゃ -- 名無しさん (2014-06-24 23 11 42) 名前 コメント ページ最上部へ - - - .
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テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 13-138~154 138 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 26 42 ID rtFTqYyV 1 テイルズシリーズと呼ばれる伝説の語り継がれる世界の片隅、ミナクルの町。 数年前の地震によってその町の地下で発見された超古代遺跡から 発掘調査の中心人物であるブラウン博士によって謎の装置が発見される。 それは時間や空間を自在に飛ぶ時空転移装置だった。 時を越えて英雄に会うことを夢見る博士の助手、フリオとキャロは英雄伝を読み返しながら、 ドリーム号と名づけられた時空転移装置での明日からの旅の出発を楽しみに眠りにつく。 早朝、ブラウン博士が血相を変えて「研究所に来てくれ!」と飛び込んできた。 何とドリーム号が盗まれてしまったのだ。 そこで2人は昨夜読んだ英雄伝の内容がおかしかった事に気付く。 犯人は歴史の改変を行っている!しかし、ドリーム号が無い以上どうする事もできない・・・ そこに突然現れた色違いのドリーム号に白髪のブラウン博士。 彼は100日後からやってきたブラウン博士だった。とりあえずホワイト博士と呼ぶ事に。 彼は今から1ヶ月後に遺跡の奥で見つかったもう1台の時空転移装置、ドリーム2号でここにやって来たという。 100日後のフリオとキャロはドリーム2号に乗り、そしてドリーム2号しか帰ってこなかったらしい。 歴史の修正に向かう2人にブラウン博士はもう1つの古代文明の遺産、状況に応じどんな力でも発揮できるなりきり服を渡す。 そして、2人はホワイト博士が助っ人として連れて来た10人の英雄(↓)と共に旅立っていった。 (スタン・マリー・コングマン・リッド・ファラ・キール・ロイド・コレット・ジーニアス・リフィル) 139 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 29 18 ID rtFTqYyV 2「新デスティニー伝説/出会いの遺跡」 聖女リアラが誕生する場面に立ち会うはずの少年カイルは現れず、さらにもう1人の聖女エルレインが待ち受けていた。 遺跡に向かったフリオたちがエルレインを撃退すると彼女は逃走。ところが彼女の落とした時のペンダントを妖しげな男女が掠め取る。 2人が逃げた先は・・・ドリーム1号!? 時空転移しようとするドリーム1号を取り押さえようとするが、転移に巻き込まれリフィルを除く9人の英雄が消えてしまう。 そこへ現れたカイルとロニ。聖女リアラとの出会いを果たし、辛くも歴史は修正された。 リアラに去られてしまったカイルだが、自分達と来ればいずれ会えると言うフリオの言葉に仲間になる事を決める。 妖しげな男女の正体は自称考古学者の墓荒らし、ポニーとクライト。ミナクルの町にも手配が回っていた。 彼らの目的は何なのだろうか? 140 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 31 24 ID rtFTqYyV 3 ホワイト博士がレミ遺跡に調査に行ったまま戻ってこない。 遺跡に出向くと、以前ドリーム1号が見つかった台座の奥の扉が開いていた。 扉の奥は宝や壁の装飾品などが持ち去られ、モンスターがひしめいている。 フロアの奥でモンスターに囲まれたホワイト博士を発見、これを救出した。 博士は未来のレミ遺跡の地下4階で見つけたドリーム2号の様子を見に来たのだが、地下2階へ通じる扉が開かず立ち往生していたのだ。 果たしてこの扉、これから未来で誰かが開けるのだろうか?一行はレミ遺跡を後にした。 4「デスティニー伝説/神の眼大神殿」 英雄殺しの異名を取る狂戦士バルバトスが、本来の伝説とは違う時代の神官フィリアを襲おうとしていた。 神の眼の安置してある部屋の扉の前でフリオ達はクライトの不意打ちを受け石化してしまう。 だが、それを治療してくれたのがフィリアであった。はぐれてしまったマリーとも再会を果たし、一行は立ちはだかるバルバトスを撃破する。 ここでクライトたちはバルバトスを裏切り、バルバトスを石化させる。通路を塞ぐ形のバルバトスに遮られ、神の眼は持ち去られてしまった。 141 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 32 06 ID rtFTqYyV 5「シンフォニア伝説/神託の聖堂」 ロイドとコレットが旅立った数日後、悪魔に操られた魔物が再び聖堂を襲うも、2人は戻ってこない。 ドリーム1号のドライブに巻き込まれた2人の代わりにフリオ達が聖堂の解放に向かう。 聖堂の奥にはポニーとクライト、そして人の心を操る悪魔サナトスが待ち構えていた。 「フリオとキャロが来るのを楽しみにしていた」まるで2人とは別のフリオとキャロを知っているような言い草だったが・・・ サナトスに操られていたロイドとコレットを倒し、サナトスも撃退する。 だが、その戦闘のどさくさにクライトたちは安置してあったソーサラーリングを盗み出して逃げ出していた。 6「ファンタジア伝説/王城の地下牢」 異星の王ダオスは預言者の言葉により、将来敵となるヒーローを地下牢に閉じ込めた。 このままでは伝説自体が始まらない。フリオたちはヒーローの救出に向かう。 預言者を騙っていたのはやはりクライトたちだった。クライトたちは黄金のカギを盗み出し、逃亡してしまう。 怒りに燃えるダオスを撃退し、捕らわれていた英雄アーチェとクラースを救出した。 142 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 33 01 ID rtFTqYyV 7 レミ遺跡に男女二人の魔物が現れたらしい。調査に向かうと地下2階への扉が開いていた。 地下2階の最奥に待ち受けていたのは・・・ダオスとエルレイン!?時代も世界も違う2人が何故ここに? 2人の猛攻を何とかしのぐと、時間は稼げたとクライトたちと共にドリーム1号で逃げ出してしまう。 しゃべり方がおかしかったものの、あの2人の技は本物、そしてクライトたちにこき使われていた様子・・・ クライトたちがまた面倒な装置を遺跡から持ち出したのだろうか? 地下2階にあった石版には、かつて不死身の魔王を封印したとする伝説と共に、謎のリストが書き記してあった。 『時のペンダント、神の眼、ソーサラーリング、黄金のカギ、 セイファートキー、エレメントオーブ、クレーメルケイジ、神子の宝珠 ひかりのカギ、たびだちのカギ、みらいのカギ、きぼうのカギ』 いくつかのアイテムは既にクライトたちによって奪われたもの。果たしてこのリストは一体・・・? 8「時の吹き溜まり伝説」 度重なる歴史の改変を自己修復しようと時空の流れが生み出す、歪みと矛盾のゴミ捨て場・・・それが時の吹き溜まり。 そこに2人のヒーローが迷い込む。彼らが戻らなければ英雄伝の矛盾はさらに広がってしまう。 不安定で長くは留まれない上に霧で見通しの悪い悪条件の中、ルーティとリアラを発見する。 衰弱し錯乱した2人は襲い掛かってくるものの、マリーとカイルの説得により正気を取り戻した。 時の吹き溜まりがまだ存在している事を疑問に感じたフリオたち。 再び時の吹き溜まりを訪れ、そこで彷徨っていたチェスターを発見する。 アーチェ(後に仲間になるクレスでも可)の説得により彼は正気を取り戻した。 時の吹き溜まり伝説は消滅したが、ホワイト博士は 「2台のドリーム号が時空を行き交う限り、いずれ必ずより大きな時の吹き溜まりが生まれてしまう」と警告する・・・ 143 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 34 23 ID rtFTqYyV 9「エターニア伝説/絶望の宮殿」 英雄伝にエターニア伝説の後日談が書き加えられていた。 主を失い消えたはずの絶望の宮殿が再び現れたと知ったリッドたちは絶望の宮殿に向かった、と。 彼らと合流するためフリオたちもそこに向かう。 入り口でリッドと合流し、ファラとキールを探し出すが何故か2人はフリオたちに襲い掛かってきた。 逃げ出した2人を追いかけると、そこには倒れたファラとキール・・・? 襲い掛かってきたファラとキールは、クライトたちの仲間のなりきり師だったのだ。 クライトたちはセイファートキーを奪って逃げ出してしまう。 ホンモノのファラとキールは救出できたものの、まさか敵にもなりきり師がいるとは・・・ あのなりきり服は新たにレミ遺跡で見つかった物なのか、それとも100日後のフリオたちから奪った物・・・? 10「新デスティニー伝説/転生の門」 フリオたちに手紙が届く。それはクライトたちからの予告状。 『転生の門、東門か西門で待つ』 英雄伝によると、本来ひとつだったはずの転生の門は『死者が現世に戻る門』『生者が来世に旅立つ門』 ふたつに分かれ、見分けが付かず2人のヒーローが立ち往生していると言う。 果たして東と西、どちらにヒーローが閉じ込められているのか?フリオたちは自らの勘を信じ、門に向かう。 転生の門に向かうとジューダスが現れ、閉じ込められた仲間(リオン・ディムロス・アトワイト)を助けて欲しいと協力を申し出てきた。 フリオたちは暴走する転生の門の調査に来ていた学者をモンスターから救いつつトラップを解除していく。 閉じ込められていた3人を救出し、さらに襲い来るモンスターをジューダスとリオンが蹴散らす。 そういえばあの学者たちはどこへ・・・すると背後から声。振り向くとそこに仮面を被った男女、敵のなりきり師がいた。 今回の目当ての品はドリーム2号!?邪魔なヒーローを置き去りにし、2台のドリーム号で作業効率をアップさせる作戦だったのだ。 ドリーム2号を奪われ、帰る術を無くすフリオたち。 しかし、転生の門には命を再生する力と共に時間と空間を繋ぐ機能を備えていた。 ディムロスとアトワイトが門を起動させ、フリオたちが飛び込む。そして消滅するディムロスとアトワイト。 門を起動するエネルギーとは、人間の命。ジューダスとリオン、2人が同時空に存在すると矛盾が大きくなると言い、 ジューダスもまた、リオンを現世に送り出すためにその命を使った。 (※上記は転生の東門の展開。西門ではリオンとジューダスの役割が入れ替わる) 144 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 36 17 ID rtFTqYyV 11 石版の宝物リスト、それはレミ遺跡の扉を封印した鍵を書き記したものだった。 ならば次はクライトたちは地下2階の扉を開き、奥の宝を狙うはず。 何としてでもドリーム号を、どちらか1つでも奪還しなくては。フリオたちはレミ遺跡へ向かう。 地下2階の閉じられていた扉の奥にドリーム1号が放置してあった。 博士の読みどおり、地下3階でクライトたちが金品を物色していたのだ。 ところがここで仮面のなりきり師がクライトたちを裏切り、ドリーム2号でどこかに行ってしまう。 置いてきぼりを喰らったクライトたちはやぶれかぶれでフリオたちに襲い掛かるものの、彼らの敵ではなかった。 ついに捕らえられたクライトたち。レミ遺跡の最奥には王の宝が眠っているとそそのかされて扉を開く鍵を集めていたと言う。 仮面のなりきり師の目的は何なのだろうか? 12「ファンタジア伝説/エルフの森」 伝説に同時に3つの改変が行われているのが確認された。 フリオたちはまず荒れ狂う精霊がエルフを襲っているというエルフの森へ、今回は一緒に行けないというアーチェとリフィルを置いて向かう。 森の入り口でクレス、ミント、スタン、ナナリーの4人と合流する。 しかし、新デスティニー伝説の人物のはずのナナリーがファンタジア伝説に現れるとは、時空のねじれもかなり酷くなっているようだ。 魔法を封じられた森の入り口にミントを残し、フリオたちは精霊たちを追い払ってエルフたちを救出した。 今回の例として族長のブラムバルドから宝物庫の宝を貰えることになったフリオたち。 だが、宝箱の中から現れたのはさっき助けたはずのエルフたち。 彼らを閉じ込めた仮面のなりきり師たちはエルフになりすまし、エレメントオーブを奪った後だった。 145 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 37 04 ID rtFTqYyV 13「エターニア伝説/ねこにんの里」 英雄伝には『モンスターに襲われそうになったねこにんの里にヒーローたちを連れてきた英雄フリオとキャロ』とあった。 一体なぜまだやってもいない事が英雄伝に書かれているのか、その謎を解きにフリオたちはねこにんの里に向かう。 里に大挙して押し寄せるモンスターに防戦一方のフリオたち。さらに手薄になった北の崖から新手が・・・ そこに光が一閃、モンスターの集団を蹴散らす。エターニア伝説のヒーロー、フォッグが里のねこにんと共に戦線に加わってくれた。 モンスターたちを全滅させたフリオたちは協力してくれたねこにんに感謝する。 「こちらの手違いがあったから協力してやっただけだ」 ねこにんたちは仮面のなりきり師だった。着ている服は100日後のフリオたちから奪った物、未来のお前達は墓の中だと言い残し消える。 彼らは未来のフリオたちを殺した悪人?ねこにんの里を救った英雄?謎は深まる。 14「エターニア伝説/総領主の館」 対面世界の片割れ、セレスティアの総領主の館はいくら倒しても減らない魔物の巣窟と化していた。 ふたつの世界に影を落とすこの事件に、フリオたちは立ち向かう。 館に向かうとロボットに襲われる女性を見つける。彼女を助けたものの、お礼は飛び蹴り・・・? 彼女は新デスティニー伝説の天才科学者、ハロルド。彼女と協力して生体コピー機の停止に向かう。 道を塞ぐ総領主の妻シゼルにダミーのコピー機、様々な仕掛けを切り抜け全ての生体コピー機を停止させた。 今回は何か盗られたものは無かったのか?そこにメルディが飛び込んでくる。別の場所でクレーメルケイジが盗まれた、と。 まさかこの館がおとりだったとは。愕然とする間もなくハロルドとメルディを仲間に加え、フリオたちは新たな歴史改変に立ち向かう。 146 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 38 00 ID rtFTqYyV 15「シンフォニア伝説/人間牧場」 人々の恐怖によって育つ、無機生命体エクスフィアの工場『人間牧場』のひとつが密かに活動を再開していた。 しかも牧場の新たな管理人はシンフォニア伝説のヒーロー、ゼロスとしいなという噂。真相を確かめにフリオたちは人間牧場に赴く。 今回はハロルドが出動を辞退した。何でも魔法禁止結界の中で魔法を使う研究だとか・・・ 牧場の入り口にいたのはゼロスとしいな。2人の偽者を倒すため、本物の生体コピー機を探す。 量産される偽のゼロスとしいなを蹴散らし、本物のコピー機を発見する。 だが、爆発するコピー機の中から現れたのはゼロスとしいな。コピー機の中にいた2人こそオリジナル、つまり本物。 さっきまで共に戦っていたゼロスとしいなは既にどこかに消えていた。 16「裏切りの砦伝説」 魔法の得意な5人のヒーロー(クラース・フィリア・キール・ハロルド・リフィル)が街から消えた。 ロイドが、5人は明け方にフリオたちと一緒にドリーム号に乗ってどこかに行ったと言う。 そして英雄伝に突然現れた、ヒーロー同士の戦いを示唆する伝説・・・ フリオたちの向かった裏切りの砦、それはハロルドが作り出した、言わば人工の時の吹き溜まり。 長い間留まれない不安定な空間、霧が立ち込め視界が悪く、さらに魔法禁止結界が張ってある。 フリオとキャロになりすました仮面のなりきり師たちに騙され、襲い掛かってくるヒーローたち。 ハロルドたちだけが一方的に魔法を使える圧倒的不利な状況の中、ジーニアスとクラトスを加えた7人のヒーローを撃退して正気に戻した。 仮面のなりきり師たちに対し、フリオがその目的を聞き出す。 「俺たちは 魔王ジャババ 復活をたくらむ正義の味方!」 自分たちの正体が知りたければレミ遺跡の奥へ2人だけで来い、と言い残し仮面のなりきり師たちはどこかへ消えた。 147 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 40 41 ID rtFTqYyV 17 フリオとキャロは2人でレミ遺跡の最下層を目指す。地下3階の扉も既に封印が解かれた後だった。 2人は最下層の最深部で仮面のなりきり師を発見する。 「自分たちの後ろにある封印された扉、その奥に史上最凶の魔王ジャババがいる。 この扉を開く鍵はひかりのカギ、たびだちのカギ、みらいのカギ、きぼうのカギのうちのどれか1つ。 だから、これから4つの鍵の争奪戦をしようじゃないか」 「一体なぜ魔王の復活なんか企むんだ!?」 仮面のなりきり師たちはついにその正体を現す。 「あるときはエルレイン!」 「あるときはダオス!」 「また、あるときはファラ!」 「さらにさらに、あるときはゼロス!しかしてその実体は・・・」 なりきりを解いた2人の姿は・・・フリオとキャロ!? 自分たちは100日後のお前たちだと言い残し、ドリーム2号に乗ってどこかに消えた。 (未来のフリオとキャロはそれぞれ「わるフリオ」「わるキャロ」と表記される。会話でそう呼ばれることはないようだが) 18「ファンタジア伝説/魔科学研究所」 ひかりのカギを奪いに現れたフリオに対し、研究者が封印を解いた魔科学兵器は暴走、 そして、それを止めようとしたヒーローすずが砲火の中に姿を消す・・・ ひかりのカギの奪取とすずの救出のため、フリオたちは魔科学研究所に向かう。 ひかりのカギを死守しようとする研究者たちの砲火からフリオを助けたのはすずだった。 フリオの代わりに大怪我を負ったすずを非難させ、砲撃の隙間を縫って進軍するフリオたち。 攻撃パターンを読み、科学者の1人になりすましていたわるフリオの元までたどり着いた。 ひかりのカギを奪って逃走するわるフリオ。それに立ち塞がったのは怪我をおして現れたすず。 命に代えてもひかりのカギを取り戻そうとするすずに、何を思ったのかわるフリオはすずにカギを返した。 148 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 41 48 ID rtFTqYyV 19「デスティニー伝説/蛮族の祭」 蛮族の祭の生贄として連れ去られたチェルシーと、彼女を救出に向かい行方不明になったウッドロウ。 蛮族の村へは炎の迷宮と氷の洞窟、2つの険しい道のりがあった。 (※以下は選んだ道によって2パターンの展開がある) 炎の迷宮(氷の洞窟)はマグマの熱気(吹きすさぶ冷気)が体力を奪う厳しい道のり。 出口に辿り着くとそこにはチェルシー(ウッドロウ)と迷宮(洞窟)のあるじ、ワルキューレ(セルシウス)がいた。 チェルシーをさらった悪人と誤解され襲ってくるワルキューレ(セルシウス)を倒し誤解を解く。 チェルシー(ウッドロウ)はウッドロウ(チェルシー)を探していると言い、氷の洞窟(炎の迷宮)へ向かった。 フリオたちはたびだちのカギを求め、先に進む。 辿り着いた蛮族の城はまるで闘技場。そして蛮族の王はコングマン!? 司会者も現れ、話はフリオたちとコングマン軍団とのバトルという方向に進む。 フリオがコングマンに、たびだちのカギを守れば闘ってやると約束したらしい。 おそらくそれはわるフリオなのだろうが、フリオたちはたびだちのカギを入手するためコングマンを倒す。 ところがそこで司会者になりきっていたわるフリオが正体を現し、盗賊たちを呼び出す。 たびだちのカギを守らなくては!そこにチェルシー(ウッドロウ)を探しにやってきたウッドロウ(チェルシー)とジョニーが現れる。 彼らと協力してフリオたちは、盗賊より先に宝物庫からたびだちのカギを見つけ出した(敵の全滅でもOK) わるフリオは負けを認めるが、チェルシー(ウッドロウ)が時の吹き溜まりに飲み込まれたらしいと告げて去っていく。 149 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 42 49 ID rtFTqYyV 20「時の吹き溜まり伝説2」 再び現れた時の吹き溜まりは前のものとは比べ物にならないほど巨大で、 数名のヒーローとみらいのカギを飲み込み、さらに広がっていた。 時の吹き溜まりに向かうとわるフリオが現れ、カギ探し勝負を挑んでくる。 「ここにいる人間かモンスターがみらいのカギを持っているはず。先に探し出した方が勝ちだ」 そう言って霧の中に消えた。カギを渡すわけには行かず、フリオたちはその勝負を受ける。 霧の中衰弱し錯乱したヒーロー、プレセアとチェルシー(ウッドロウ)と遭遇する。 襲い掛かってきた彼女たちだが、ジーニアスとウッドロウ(チェルシー)の説得により正気を取り戻した。 だが彼女たちはみらいのカギを持ってはいなかった。 (※以下は2パターンの展開がある) 1.互いにモンスターを倒す展開になったが、フリオたちの倒したモンスターがカギを所持していた。 この勝負は見事フリオたちの勝ちとなった。 2.互いにモンスターを倒す展開になったが、霧の中から声が聞こえてきた。 何と、わるフリオに先にカギを見つけられてしまったのだ。 だが、わるフリオはもう一度勝負を持ちかける。 「あっさり決まりすぎてつまらないから、もう一度勝負をしてやろう。時の吹き溜まりの入り口に先に辿り着いた方が勝ちだ」 今度こそ負ける訳にはいかない。フリオたちは、わるフリオより先に時の吹き溜まりの入り口に駆け込んだ。 カギを手にしたフリオは、わるフリオに何故魔王を復活させようとするのか問う。 「言っただろ?俺たちは正義の味方、魔王ジャババを倒すんだ。俺たちが、この手でな」 そう言って去っていった。 時の吹き溜まり伝説は、依然英雄伝に記されている。これはまだヒーローが彷徨っているせいに違いない。 再び向かった時の吹き溜まりには3人のヒーロー、チャット・レイス・リーガルがいた。 やはり襲い掛かってきた彼らだが、メルディ(と言うよりクイッキー)・ファラ・プレセアにより正気を取り戻す。 全てのヒーローを救い出し、2つ目の時の吹き溜まり伝説は消滅した。 150 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 43 24 ID rtFTqYyV 21「神様の宝物庫」 この世の果て、時間の終わりにある神様の宝物庫。 宝物庫には別の時空に存在する超古代都市と浮遊要塞、ふたつの扉を開く事で入れるようになり、 そこには天国と地獄の門すら開く究極のカギ、きぼうのカギが収められているという。 まずはフリオが超古代都市に向かう。 次々と現れるモンスターや道を阻むバリアを切り抜け最深部に辿り着くが、そこにはユグドラシルが待ち受けていた。 なんとかユグドラシルを撃退し、フリオは扉の前でキャロの連絡を待つ。 続いてキャロが浮遊要塞に向かう。 強化された魔科学兵器の砲火や道を阻むバリアを切り抜け最深部に辿り着くが、そこにはバルバトスが待ち受ける。 バルバトスを撃退するものの、それはまたもわるフリオのなりきり。「必ずきぼうのカギを手に入れろよ」と言って去っていく。 カギ争奪戦を言い出したのは向こうなのに・・・キャロは疑問に思いつつもフリオに連絡を入れる。 フリオとキャロ、2人同時に押した2つのボタンで扉が開く。 2つの時空を繋ぐ宝物庫の中で2人は再会を果たし、ついにきぼうのカギを入手した。 151 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 44 34 ID rtFTqYyV 22「未完の伝説」 魔王の封印を守るきぼうのカギを手に入れ、安心して眠るフリオとキャロ。 ところが次の日、すずの置き手紙とともにカギが消えていた。手紙に書かれていた場所、レミ遺跡に向かう2人。 そこには怪我を負い倒れているすずと、わるフリオと並び立つすず・・・になりきったわるキャロ。 魔王の封印の前で待つ、決着は4人のなりきり師だけで決めるんだと言って、カギを持って遺跡の奥に消えた。 すずを連れて街に戻る2人。 「なんであいつらはすぐに封印を解かないんだ?」 「きっとまだ迷ってるのよ。過去の私たちを倒して踏ん切りをつけたいんだと思う」 最後の決戦に備え、眠りにつく。 最後の決戦、ヒーローたちはモンスターの追撃を防ぐため、それぞれの階を繋ぐ部屋を守るために残っていく。 魔王の封印の前、わるフリオとわるキャロはそこにいた。 「いずれ誰かが魔王の封印を解き、100日後の世界は滅びる。だから俺たちはその前に魔王の封印を解き、完全に滅ぼすんだ」 もはや戦いは避けられない。武器を構えるフリオとキャロ。 死闘の末、未来の自分に打ち勝ったフリオとキャロ。 未来の2人は、時空をめぐって集めたルーツ(服の材料)を手渡す。 「いつか、お前たちも・・・この扉を開けたくなるさ・・・」 「忘れるな・・・お前たちは未来の自分に勝った・・・」 「運命は・・・必ず変えられる。未来には無限の可能性がきっとある」 「必ず・・・勝てよ・・・ジャババのクソ野郎に!」 「覚悟・・・しなさいよォ・・・明日は今日より大変なんだから・・・」 時空の修正作用か、未来の2人は消滅する。きぼうのカギを取り戻し、遺跡を後に・・・ 152 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 45 13 ID rtFTqYyV 「待て~」 背後から声がする。 「誰だ!?」 「ぶははは、我が名は魔王ジャババ!お前たちが真のヒーローならば、この封印を解き私と戦うがいい!」 しばしの沈黙。 「・・・魔王って名がついてる割に相当オツムが温かいわね」 「俺たち、ヒーローじゃないもんね~だ」 封印に背を向ける2人。 「待てェ~、こらァ~!正々堂々戦えってばァ~!」 「あんなの無視無視」 魔王の誘いを完全に無視し、2人は遺跡を後にした。 「ぶははは、人は手にした力を必ず試してみたくなるものよ。その力が強大であればあるほどな。 ぶははは、私にはわかる・・・奴らは必ず封印を解く、必ずな!ぶははは!ぶはははははは!」 かつて遠い未来から時空転移を繰り返し、不死身の肉体を手に入れた科学者ジャババ。 力に溺れると言う快楽を彼は知っている。人がそれに打ち勝てない事も。 誰もいなくなった遺跡に、彼の不気味な笑い声が響いた・・・ 153 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 46 06 ID rtFTqYyV 23 ヒーローたちが元の世界に帰る日がやってきた。 ホワイト博士と共にドリーム2号に乗り込み、旅立ってゆく。 そこに突然現れたドリーム1号。ブラウン博士はそれが歴史が完全に修復された証だと言う。 「つまりあれは、あの日盗まれる前のドリーム1号で・・・おや、あのへこみは確か・・・」 「そうかい、元通りかい♪じゃあ、もう一度頂いていくよ」 別れの余韻に浸る3人の前に現れたのは、何とポニーとクライト!? 脱走してきた2人はドリーム1号に乗り込み、消える。 「どうしよう、博士・・・」 「おそらく心配ない、奴らは気付かなかったようじゃが、あのドリーム号は完成後ではなく修理前のものじゃ。 覚えてないか?遺跡から運び出したドリーム号に、巨大な動物に踏まれた跡がいくつもあったのを」 「それじゃあドリーム号の行き先は!?」 「かわいそうに・・・明日は今日より大変ね」 (夕日の中、マンモスのような巨大な動物に追われて逃げる2人の人影をバックにスタッフロール) ・ ・ ・ ジャババ「最後は、復活した魔王とヒーローの決戦がお約束だろ・・・?いいのか、本当にいいのか、こんな終わり方で!? おーい、誰か開けてくれ!私は魔王なんだぞ、凶悪なんだぞ、本当だぞ・・・」 おしまい 154 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 50 27 ID rtFTqYyV エキストラシナリオ ○魔王の封印 本当に魔王ジャババは不死身なのか?今の自分達なら完全に倒せるのではないか? 再び集まってくれたヒーローと共に、2人は魔王の封印を解く。 ○闘魂コロシアム ねこにんの里主催の格闘大会で、2人は歴代の主人公達と腕試し! もちろん最後に乱入してくるのは、おなじみの「エプロンドレスがお似合いのおちゃめなバトルガール」だ! ○ドルアーガの塔 英雄伝を枕の下に置いて眠った夜の夢は、フリオ憧れのドルアーガ伝説! 何故か人の夢に乱入してきたキャロとともに、巫女カイの救出に向かう。
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テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3 13-138~154 138 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 26 42 ID rtFTqYyV 1 テイルズシリーズと呼ばれる伝説の語り継がれる世界の片隅、ミナクルの町。 数年前の地震によってその町の地下で発見された超古代遺跡から 発掘調査の中心人物であるブラウン博士によって謎の装置が発見される。 それは時間や空間を自在に飛ぶ時空転移装置だった。 時を越えて英雄に会うことを夢見る博士の助手、フリオとキャロは英雄伝を読み返しながら、 ドリーム号と名づけられた時空転移装置での明日からの旅の出発を楽しみに眠りにつく。 早朝、ブラウン博士が血相を変えて「研究所に来てくれ!」と飛び込んできた。 何とドリーム号が盗まれてしまったのだ。 そこで2人は昨夜読んだ英雄伝の内容がおかしかった事に気付く。 犯人は歴史の改変を行っている!しかし、ドリーム号が無い以上どうする事もできない・・・ そこに突然現れた色違いのドリーム号に白髪のブラウン博士。 彼は100日後からやってきたブラウン博士だった。とりあえずホワイト博士と呼ぶ事に。 彼は今から1ヶ月後に遺跡の奥で見つかったもう1台の時空転移装置、ドリーム2号でここにやって来たという。 100日後のフリオとキャロはドリーム2号に乗り、そしてドリーム2号しか帰ってこなかったらしい。 歴史の修正に向かう2人にブラウン博士はもう1つの古代文明の遺産、状況に応じどんな力でも発揮できるなりきり服を渡す。 そして、2人はホワイト博士が助っ人として連れて来た10人の英雄(↓)と共に旅立っていった。 (スタン・マリー・コングマン・リッド・ファラ・キール・ロイド・コレット・ジーニアス・リフィル) 139 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 29 18 ID rtFTqYyV 2「新デスティニー伝説/出会いの遺跡」 聖女リアラが誕生する場面に立ち会うはずの少年カイルは現れず、さらにもう1人の聖女エルレインが待ち受けていた。 遺跡に向かったフリオたちがエルレインを撃退すると彼女は逃走。ところが彼女の落とした時のペンダントを妖しげな男女が掠め取る。 2人が逃げた先は・・・ドリーム1号!? 時空転移しようとするドリーム1号を取り押さえようとするが、転移に巻き込まれリフィルを除く9人の英雄が消えてしまう。 そこへ現れたカイルとロニ。聖女リアラとの出会いを果たし、辛くも歴史は修正された。 リアラに去られてしまったカイルだが、自分達と来ればいずれ会えると言うフリオの言葉に仲間になる事を決める。 妖しげな男女の正体は自称考古学者の墓荒らし、ポニーとクライト。ミナクルの町にも手配が回っていた。 彼らの目的は何なのだろうか? 140 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 31 24 ID rtFTqYyV 3 ホワイト博士がレミ遺跡に調査に行ったまま戻ってこない。 遺跡に出向くと、以前ドリーム1号が見つかった台座の奥の扉が開いていた。 扉の奥は宝や壁の装飾品などが持ち去られ、モンスターがひしめいている。 フロアの奥でモンスターに囲まれたホワイト博士を発見、これを救出した。 博士は未来のレミ遺跡の地下4階で見つけたドリーム2号の様子を見に来たのだが、地下2階へ通じる扉が開かず立ち往生していたのだ。 果たしてこの扉、これから未来で誰かが開けるのだろうか?一行はレミ遺跡を後にした。 4「デスティニー伝説/神の眼大神殿」 英雄殺しの異名を取る狂戦士バルバトスが、本来の伝説とは違う時代の神官フィリアを襲おうとしていた。 神の眼の安置してある部屋の扉の前でフリオ達はクライトの不意打ちを受け石化してしまう。 だが、それを治療してくれたのがフィリアであった。はぐれてしまったマリーとも再会を果たし、一行は立ちはだかるバルバトスを撃破する。 ここでクライトたちはバルバトスを裏切り、バルバトスを石化させる。通路を塞ぐ形のバルバトスに遮られ、神の眼は持ち去られてしまった。 141 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 32 06 ID rtFTqYyV 5「シンフォニア伝説/神託の聖堂」 ロイドとコレットが旅立った数日後、悪魔に操られた魔物が再び聖堂を襲うも、2人は戻ってこない。 ドリーム1号のドライブに巻き込まれた2人の代わりにフリオ達が聖堂の解放に向かう。 聖堂の奥にはポニーとクライト、そして人の心を操る悪魔サナトスが待ち構えていた。 「フリオとキャロが来るのを楽しみにしていた」まるで2人とは別のフリオとキャロを知っているような言い草だったが・・・ サナトスに操られていたロイドとコレットを倒し、サナトスも撃退する。 だが、その戦闘のどさくさにクライトたちは安置してあったソーサラーリングを盗み出して逃げ出していた。 6「ファンタジア伝説/王城の地下牢」 異星の王ダオスは預言者の言葉により、将来敵となるヒーローを地下牢に閉じ込めた。 このままでは伝説自体が始まらない。フリオたちはヒーローの救出に向かう。 預言者を騙っていたのはやはりクライトたちだった。クライトたちは黄金のカギを盗み出し、逃亡してしまう。 怒りに燃えるダオスを撃退し、捕らわれていた英雄アーチェとクラースを救出した。 142 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 33 01 ID rtFTqYyV 7 レミ遺跡に男女二人の魔物が現れたらしい。調査に向かうと地下2階への扉が開いていた。 地下2階の最奥に待ち受けていたのは・・・ダオスとエルレイン!?時代も世界も違う2人が何故ここに? 2人の猛攻を何とかしのぐと、時間は稼げたとクライトたちと共にドリーム1号で逃げ出してしまう。 しゃべり方がおかしかったものの、あの2人の技は本物、そしてクライトたちにこき使われていた様子・・・ クライトたちがまた面倒な装置を遺跡から持ち出したのだろうか? 地下2階にあった石版には、かつて不死身の魔王を封印したとする伝説と共に、謎のリストが書き記してあった。 『時のペンダント、神の眼、ソーサラーリング、黄金のカギ、 セイファートキー、エレメントオーブ、クレーメルケイジ、神子の宝珠 ひかりのカギ、たびだちのカギ、みらいのカギ、きぼうのカギ』 いくつかのアイテムは既にクライトたちによって奪われたもの。果たしてこのリストは一体・・・? 8「時の吹き溜まり伝説」 度重なる歴史の改変を自己修復しようと時空の流れが生み出す、歪みと矛盾のゴミ捨て場・・・それが時の吹き溜まり。 そこに2人のヒーローが迷い込む。彼らが戻らなければ英雄伝の矛盾はさらに広がってしまう。 不安定で長くは留まれない上に霧で見通しの悪い悪条件の中、ルーティとリアラを発見する。 衰弱し錯乱した2人は襲い掛かってくるものの、マリーとカイルの説得により正気を取り戻した。 時の吹き溜まりがまだ存在している事を疑問に感じたフリオたち。 再び時の吹き溜まりを訪れ、そこで彷徨っていたチェスターを発見する。 アーチェ(後に仲間になるクレスでも可)の説得により彼は正気を取り戻した。 時の吹き溜まり伝説は消滅したが、ホワイト博士は 「2台のドリーム号が時空を行き交う限り、いずれ必ずより大きな時の吹き溜まりが生まれてしまう」と警告する・・・ 143 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 34 23 ID rtFTqYyV 9「エターニア伝説/絶望の宮殿」 英雄伝にエターニア伝説の後日談が書き加えられていた。 主を失い消えたはずの絶望の宮殿が再び現れたと知ったリッドたちは絶望の宮殿に向かった、と。 彼らと合流するためフリオたちもそこに向かう。 入り口でリッドと合流し、ファラとキールを探し出すが何故か2人はフリオたちに襲い掛かってきた。 逃げ出した2人を追いかけると、そこには倒れたファラとキール・・・? 襲い掛かってきたファラとキールは、クライトたちの仲間のなりきり師だったのだ。 クライトたちはセイファートキーを奪って逃げ出してしまう。 ホンモノのファラとキールは救出できたものの、まさか敵にもなりきり師がいるとは・・・ あのなりきり服は新たにレミ遺跡で見つかった物なのか、それとも100日後のフリオたちから奪った物・・・? 10「新デスティニー伝説/転生の門」 フリオたちに手紙が届く。それはクライトたちからの予告状。 『転生の門、東門か西門で待つ』 英雄伝によると、本来ひとつだったはずの転生の門は『死者が現世に戻る門』『生者が来世に旅立つ門』 ふたつに分かれ、見分けが付かず2人のヒーローが立ち往生していると言う。 果たして東と西、どちらにヒーローが閉じ込められているのか?フリオたちは自らの勘を信じ、門に向かう。 転生の門に向かうとジューダスが現れ、閉じ込められた仲間(リオン・ディムロス・アトワイト)を助けて欲しいと協力を申し出てきた。 フリオたちは暴走する転生の門の調査に来ていた学者をモンスターから救いつつトラップを解除していく。 閉じ込められていた3人を救出し、さらに襲い来るモンスターをジューダスとリオンが蹴散らす。 そういえばあの学者たちはどこへ・・・すると背後から声。振り向くとそこに仮面を被った男女、敵のなりきり師がいた。 今回の目当ての品はドリーム2号!?邪魔なヒーローを置き去りにし、2台のドリーム号で作業効率をアップさせる作戦だったのだ。 ドリーム2号を奪われ、帰る術を無くすフリオたち。 しかし、転生の門には命を再生する力と共に時間と空間を繋ぐ機能を備えていた。 ディムロスとアトワイトが門を起動させ、フリオたちが飛び込む。そして消滅するディムロスとアトワイト。 門を起動するエネルギーとは、人間の命。ジューダスとリオン、2人が同時空に存在すると矛盾が大きくなると言い、 ジューダスもまた、リオンを現世に送り出すためにその命を使った。 (※上記は転生の東門の展開。西門ではリオンとジューダスの役割が入れ替わる) 144 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 36 17 ID rtFTqYyV 11 石版の宝物リスト、それはレミ遺跡の扉を封印した鍵を書き記したものだった。 ならば次はクライトたちは地下2階の扉を開き、奥の宝を狙うはず。 何としてでもドリーム号を、どちらか1つでも奪還しなくては。フリオたちはレミ遺跡へ向かう。 地下2階の閉じられていた扉の奥にドリーム1号が放置してあった。 博士の読みどおり、地下3階でクライトたちが金品を物色していたのだ。 ところがここで仮面のなりきり師がクライトたちを裏切り、ドリーム2号でどこかに行ってしまう。 置いてきぼりを喰らったクライトたちはやぶれかぶれでフリオたちに襲い掛かるものの、彼らの敵ではなかった。 ついに捕らえられたクライトたち。レミ遺跡の最奥には王の宝が眠っているとそそのかされて扉を開く鍵を集めていたと言う。 仮面のなりきり師の目的は何なのだろうか? 12「ファンタジア伝説/エルフの森」 伝説に同時に3つの改変が行われているのが確認された。 フリオたちはまず荒れ狂う精霊がエルフを襲っているというエルフの森へ、今回は一緒に行けないというアーチェとリフィルを置いて向かう。 森の入り口でクレス、ミント、スタン、ナナリーの4人と合流する。 しかし、新デスティニー伝説の人物のはずのナナリーがファンタジア伝説に現れるとは、時空のねじれもかなり酷くなっているようだ。 魔法を封じられた森の入り口にミントを残し、フリオたちは精霊たちを追い払ってエルフたちを救出した。 今回の例として族長のブラムバルドから宝物庫の宝を貰えることになったフリオたち。 だが、宝箱の中から現れたのはさっき助けたはずのエルフたち。 彼らを閉じ込めた仮面のなりきり師たちはエルフになりすまし、エレメントオーブを奪った後だった。 145 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 37 04 ID rtFTqYyV 13「エターニア伝説/ねこにんの里」 英雄伝には『モンスターに襲われそうになったねこにんの里にヒーローたちを連れてきた英雄フリオとキャロ』とあった。 一体なぜまだやってもいない事が英雄伝に書かれているのか、その謎を解きにフリオたちはねこにんの里に向かう。 里に大挙して押し寄せるモンスターに防戦一方のフリオたち。さらに手薄になった北の崖から新手が・・・ そこに光が一閃、モンスターの集団を蹴散らす。エターニア伝説のヒーロー、フォッグが里のねこにんと共に戦線に加わってくれた。 モンスターたちを全滅させたフリオたちは協力してくれたねこにんに感謝する。 「こちらの手違いがあったから協力してやっただけだ」 ねこにんたちは仮面のなりきり師だった。着ている服は100日後のフリオたちから奪った物、未来のお前達は墓の中だと言い残し消える。 彼らは未来のフリオたちを殺した悪人?ねこにんの里を救った英雄?謎は深まる。 14「エターニア伝説/総領主の館」 対面世界の片割れ、セレスティアの総領主の館はいくら倒しても減らない魔物の巣窟と化していた。 ふたつの世界に影を落とすこの事件に、フリオたちは立ち向かう。 館に向かうとロボットに襲われる女性を見つける。彼女を助けたものの、お礼は飛び蹴り・・・? 彼女は新デスティニー伝説の天才科学者、ハロルド。彼女と協力して生体コピー機の停止に向かう。 道を塞ぐ総領主の妻シゼルにダミーのコピー機、様々な仕掛けを切り抜け全ての生体コピー機を停止させた。 今回は何か盗られたものは無かったのか?そこにメルディが飛び込んでくる。別の場所でクレーメルケイジが盗まれた、と。 まさかこの館がおとりだったとは。愕然とする間もなくハロルドとメルディを仲間に加え、フリオたちは新たな歴史改変に立ち向かう。 146 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 38 00 ID rtFTqYyV 15「シンフォニア伝説/人間牧場」 人々の恐怖によって育つ、無機生命体エクスフィアの工場『人間牧場』のひとつが密かに活動を再開していた。 しかも牧場の新たな管理人はシンフォニア伝説のヒーロー、ゼロスとしいなという噂。真相を確かめにフリオたちは人間牧場に赴く。 今回はハロルドが出動を辞退した。何でも魔法禁止結界の中で魔法を使う研究だとか・・・ 牧場の入り口にいたのはゼロスとしいな。2人の偽者を倒すため、本物の生体コピー機を探す。 量産される偽のゼロスとしいなを蹴散らし、本物のコピー機を発見する。 だが、爆発するコピー機の中から現れたのはゼロスとしいな。コピー機の中にいた2人こそオリジナル、つまり本物。 さっきまで共に戦っていたゼロスとしいなは既にどこかに消えていた。 16「裏切りの砦伝説」 魔法の得意な5人のヒーロー(クラース・フィリア・キール・ハロルド・リフィル)が街から消えた。 ロイドが、5人は明け方にフリオたちと一緒にドリーム号に乗ってどこかに行ったと言う。 そして英雄伝に突然現れた、ヒーロー同士の戦いを示唆する伝説・・・ フリオたちの向かった裏切りの砦、それはハロルドが作り出した、言わば人工の時の吹き溜まり。 長い間留まれない不安定な空間、霧が立ち込め視界が悪く、さらに魔法禁止結界が張ってある。 フリオとキャロになりすました仮面のなりきり師たちに騙され、襲い掛かってくるヒーローたち。 ハロルドたちだけが一方的に魔法を使える圧倒的不利な状況の中、ジーニアスとクラトスを加えた7人のヒーローを撃退して正気に戻した。 仮面のなりきり師たちに対し、フリオがその目的を聞き出す。 「俺たちは 魔王ジャババ 復活をたくらむ正義の味方!」 自分たちの正体が知りたければレミ遺跡の奥へ2人だけで来い、と言い残し仮面のなりきり師たちはどこかへ消えた。 147 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 40 41 ID rtFTqYyV 17 フリオとキャロは2人でレミ遺跡の最下層を目指す。地下3階の扉も既に封印が解かれた後だった。 2人は最下層の最深部で仮面のなりきり師を発見する。 「自分たちの後ろにある封印された扉、その奥に史上最凶の魔王ジャババがいる。 この扉を開く鍵はひかりのカギ、たびだちのカギ、みらいのカギ、きぼうのカギのうちのどれか1つ。 だから、これから4つの鍵の争奪戦をしようじゃないか」 「一体なぜ魔王の復活なんか企むんだ!?」 仮面のなりきり師たちはついにその正体を現す。 「あるときはエルレイン!」 「あるときはダオス!」 「また、あるときはファラ!」 「さらにさらに、あるときはゼロス!しかしてその実体は・・・」 なりきりを解いた2人の姿は・・・フリオとキャロ!? 自分たちは100日後のお前たちだと言い残し、ドリーム2号に乗ってどこかに消えた。 (未来のフリオとキャロはそれぞれ「わるフリオ」「わるキャロ」と表記される。会話でそう呼ばれることはないようだが) 18「ファンタジア伝説/魔科学研究所」 ひかりのカギを奪いに現れたフリオに対し、研究者が封印を解いた魔科学兵器は暴走、 そして、それを止めようとしたヒーローすずが砲火の中に姿を消す・・・ ひかりのカギの奪取とすずの救出のため、フリオたちは魔科学研究所に向かう。 ひかりのカギを死守しようとする研究者たちの砲火からフリオを助けたのはすずだった。 フリオの代わりに大怪我を負ったすずを非難させ、砲撃の隙間を縫って進軍するフリオたち。 攻撃パターンを読み、科学者の1人になりすましていたわるフリオの元までたどり着いた。 ひかりのカギを奪って逃走するわるフリオ。それに立ち塞がったのは怪我をおして現れたすず。 命に代えてもひかりのカギを取り戻そうとするすずに、何を思ったのかわるフリオはすずにカギを返した。 148 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 41 48 ID rtFTqYyV 19「デスティニー伝説/蛮族の祭」 蛮族の祭の生贄として連れ去られたチェルシーと、彼女を救出に向かい行方不明になったウッドロウ。 蛮族の村へは炎の迷宮と氷の洞窟、2つの険しい道のりがあった。 (※以下は選んだ道によって2パターンの展開がある) 炎の迷宮(氷の洞窟)はマグマの熱気(吹きすさぶ冷気)が体力を奪う厳しい道のり。 出口に辿り着くとそこにはチェルシー(ウッドロウ)と迷宮(洞窟)のあるじ、ワルキューレ(セルシウス)がいた。 チェルシーをさらった悪人と誤解され襲ってくるワルキューレ(セルシウス)を倒し誤解を解く。 チェルシー(ウッドロウ)はウッドロウ(チェルシー)を探していると言い、氷の洞窟(炎の迷宮)へ向かった。 フリオたちはたびだちのカギを求め、先に進む。 辿り着いた蛮族の城はまるで闘技場。そして蛮族の王はコングマン!? 司会者も現れ、話はフリオたちとコングマン軍団とのバトルという方向に進む。 フリオがコングマンに、たびだちのカギを守れば闘ってやると約束したらしい。 おそらくそれはわるフリオなのだろうが、フリオたちはたびだちのカギを入手するためコングマンを倒す。 ところがそこで司会者になりきっていたわるフリオが正体を現し、盗賊たちを呼び出す。 たびだちのカギを守らなくては!そこにチェルシー(ウッドロウ)を探しにやってきたウッドロウ(チェルシー)とジョニーが現れる。 彼らと協力してフリオたちは、盗賊より先に宝物庫からたびだちのカギを見つけ出した(敵の全滅でもOK) わるフリオは負けを認めるが、チェルシー(ウッドロウ)が時の吹き溜まりに飲み込まれたらしいと告げて去っていく。 149 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 42 49 ID rtFTqYyV 20「時の吹き溜まり伝説2」 再び現れた時の吹き溜まりは前のものとは比べ物にならないほど巨大で、 数名のヒーローとみらいのカギを飲み込み、さらに広がっていた。 時の吹き溜まりに向かうとわるフリオが現れ、カギ探し勝負を挑んでくる。 「ここにいる人間かモンスターがみらいのカギを持っているはず。先に探し出した方が勝ちだ」 そう言って霧の中に消えた。カギを渡すわけには行かず、フリオたちはその勝負を受ける。 霧の中衰弱し錯乱したヒーロー、プレセアとチェルシー(ウッドロウ)と遭遇する。 襲い掛かってきた彼女たちだが、ジーニアスとウッドロウ(チェルシー)の説得により正気を取り戻した。 だが彼女たちはみらいのカギを持ってはいなかった。 (※以下は2パターンの展開がある) 1.互いにモンスターを倒す展開になったが、フリオたちの倒したモンスターがカギを所持していた。 この勝負は見事フリオたちの勝ちとなった。 2.互いにモンスターを倒す展開になったが、霧の中から声が聞こえてきた。 何と、わるフリオに先にカギを見つけられてしまったのだ。 だが、わるフリオはもう一度勝負を持ちかける。 「あっさり決まりすぎてつまらないから、もう一度勝負をしてやろう。時の吹き溜まりの入り口に先に辿り着いた方が勝ちだ」 今度こそ負ける訳にはいかない。フリオたちは、わるフリオより先に時の吹き溜まりの入り口に駆け込んだ。 カギを手にしたフリオは、わるフリオに何故魔王を復活させようとするのか問う。 「言っただろ?俺たちは正義の味方、魔王ジャババを倒すんだ。俺たちが、この手でな」 そう言って去っていった。 時の吹き溜まり伝説は、依然英雄伝に記されている。これはまだヒーローが彷徨っているせいに違いない。 再び向かった時の吹き溜まりには3人のヒーロー、チャット・レイス・リーガルがいた。 やはり襲い掛かってきた彼らだが、メルディ(と言うよりクイッキー)・ファラ・プレセアにより正気を取り戻す。 全てのヒーローを救い出し、2つ目の時の吹き溜まり伝説は消滅した。 150 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 43 24 ID rtFTqYyV 21「神様の宝物庫」 この世の果て、時間の終わりにある神様の宝物庫。 宝物庫には別の時空に存在する超古代都市と浮遊要塞、ふたつの扉を開く事で入れるようになり、 そこには天国と地獄の門すら開く究極のカギ、きぼうのカギが収められているという。 まずはフリオが超古代都市に向かう。 次々と現れるモンスターや道を阻むバリアを切り抜け最深部に辿り着くが、そこにはユグドラシルが待ち受けていた。 なんとかユグドラシルを撃退し、フリオは扉の前でキャロの連絡を待つ。 続いてキャロが浮遊要塞に向かう。 強化された魔科学兵器の砲火や道を阻むバリアを切り抜け最深部に辿り着くが、そこにはバルバトスが待ち受ける。 バルバトスを撃退するものの、それはまたもわるフリオのなりきり。「必ずきぼうのカギを手に入れろよ」と言って去っていく。 カギ争奪戦を言い出したのは向こうなのに・・・キャロは疑問に思いつつもフリオに連絡を入れる。 フリオとキャロ、2人同時に押した2つのボタンで扉が開く。 2つの時空を繋ぐ宝物庫の中で2人は再会を果たし、ついにきぼうのカギを入手した。 151 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 44 34 ID rtFTqYyV 22「未完の伝説」 魔王の封印を守るきぼうのカギを手に入れ、安心して眠るフリオとキャロ。 ところが次の日、すずの置き手紙とともにカギが消えていた。手紙に書かれていた場所、レミ遺跡に向かう2人。 そこには怪我を負い倒れているすずと、わるフリオと並び立つすず・・・になりきったわるキャロ。 魔王の封印の前で待つ、決着は4人のなりきり師だけで決めるんだと言って、カギを持って遺跡の奥に消えた。 すずを連れて街に戻る2人。 「なんであいつらはすぐに封印を解かないんだ?」 「きっとまだ迷ってるのよ。過去の私たちを倒して踏ん切りをつけたいんだと思う」 最後の決戦に備え、眠りにつく。 最後の決戦、ヒーローたちはモンスターの追撃を防ぐため、それぞれの階を繋ぐ部屋を守るために残っていく。 魔王の封印の前、わるフリオとわるキャロはそこにいた。 「いずれ誰かが魔王の封印を解き、100日後の世界は滅びる。だから俺たちはその前に魔王の封印を解き、完全に滅ぼすんだ」 もはや戦いは避けられない。武器を構えるフリオとキャロ。 死闘の末、未来の自分に打ち勝ったフリオとキャロ。 未来の2人は、時空をめぐって集めたルーツ(服の材料)を手渡す。 「いつか、お前たちも・・・この扉を開けたくなるさ・・・」 「忘れるな・・・お前たちは未来の自分に勝った・・・」 「運命は・・・必ず変えられる。未来には無限の可能性がきっとある」 「必ず・・・勝てよ・・・ジャババのクソ野郎に!」 「覚悟・・・しなさいよォ・・・明日は今日より大変なんだから・・・」 時空の修正作用か、未来の2人は消滅する。きぼうのカギを取り戻し、遺跡を後に・・・ 152 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 45 13 ID rtFTqYyV 「待て~」 背後から声がする。 「誰だ!?」 「ぶははは、我が名は魔王ジャババ!お前たちが真のヒーローならば、この封印を解き私と戦うがいい!」 しばしの沈黙。 「・・・魔王って名がついてる割に相当オツムが温かいわね」 「俺たち、ヒーローじゃないもんね~だ」 封印に背を向ける2人。 「待てェ~、こらァ~!正々堂々戦えってばァ~!」 「あんなの無視無視」 魔王の誘いを完全に無視し、2人は遺跡を後にした。 「ぶははは、人は手にした力を必ず試してみたくなるものよ。その力が強大であればあるほどな。 ぶははは、私にはわかる・・・奴らは必ず封印を解く、必ずな!ぶははは!ぶはははははは!」 かつて遠い未来から時空転移を繰り返し、不死身の肉体を手に入れた科学者ジャババ。 力に溺れると言う快楽を彼は知っている。人がそれに打ち勝てない事も。 誰もいなくなった遺跡に、彼の不気味な笑い声が響いた・・・ 153 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 46 06 ID rtFTqYyV 23 ヒーローたちが元の世界に帰る日がやってきた。 ホワイト博士と共にドリーム2号に乗り込み、旅立ってゆく。 そこに突然現れたドリーム1号。ブラウン博士はそれが歴史が完全に修復された証だと言う。 「つまりあれは、あの日盗まれる前のドリーム1号で・・・おや、あのへこみは確か・・・」 「そうかい、元通りかい♪じゃあ、もう一度頂いていくよ」 別れの余韻に浸る3人の前に現れたのは、何とポニーとクライト!? 脱走してきた2人はドリーム1号に乗り込み、消える。 「どうしよう、博士・・・」 「おそらく心配ない、奴らは気付かなかったようじゃが、あのドリーム号は完成後ではなく修理前のものじゃ。 覚えてないか?遺跡から運び出したドリーム号に、巨大な動物に踏まれた跡がいくつもあったのを」 「それじゃあドリーム号の行き先は!?」 「かわいそうに・・・明日は今日より大変ね」 (夕日の中、マンモスのような巨大な動物に追われて逃げる2人の人影をバックにスタッフロール) ・ ・ ・ ジャババ「最後は、復活した魔王とヒーローの決戦がお約束だろ・・・?いいのか、本当にいいのか、こんな終わり方で!? おーい、誰か開けてくれ!私は魔王なんだぞ、凶悪なんだぞ、本当だぞ・・・」 おしまい 154 なりきりダンジョン3 sage 05/03/10 10 50 27 ID rtFTqYyV エキストラシナリオ ○魔王の封印 本当に魔王ジャババは不死身なのか?今の自分達なら完全に倒せるのではないか? 再び集まってくれたヒーローと共に、2人は魔王の封印を解く。 ○闘魂コロシアム ねこにんの里主催の格闘大会で、2人は歴代の主人公達と腕試し! もちろん最後に乱入してくるのは、おなじみの「エプロンドレスがお似合いのおちゃめなバトルガール」だ! ○ドルアーガの塔 英雄伝を枕の下に置いて眠った夜の夢は、フリオ憧れのドルアーガ伝説! 何故か人の夢に乱入してきたキャロとともに、巫女カイの救出に向かう。
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自分のキャラやなりきり使用を許可されているキャラになりきって書き込む場所です。 ※ロケーションの細かい解説などは世界観をご覧ください ロケーション名 大雑把な解説 雑談所 ファイターたちがだべったり休んだりする場所 トレーニングジム ファイターたちが己を磨く場所 エキシビジョンルーム ファイター同士が互いに鍛えあうことが出来る 宣伝看板 組織の求人広告だとか依頼書だとか記事だとかそう言うのを貼り付ける場所
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テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX 機種:PSP 作・編曲者:桜庭統、青山響 発売元:バンダイナムコゲームス 発売年:2010 概要 『テイルズオブファンタジア』の外伝作『テイルズオブファンタジア なりきりダンジョン』のリメイク。 音楽担当はシリーズお馴染みの桜庭統氏と青山響(田村信二)氏が担当。 『ファンタジア』からのアレンジ曲が中心で、「~X ver.」と書かれている曲名は全て『ファンタジア』のアレンジ。 なお会田敏樹氏が作曲した『なりきりダンジョン』のオリジナル曲は収録されておらず、全て別の曲に差し替えられている。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 Disc 1 SYMPTOM NORN ノルンのテーマ BLUE SKY オープニング ETOS HOUSE エトスハウス COMEDY TOUCH DECISION TOWN OF VALHALLA ヴァルハラの街 DANGER APPROACHES LARGE REVERSAL TAKE UP THE CROSS X ver. GO A STEP FURTHER X ver. OLIVE VILLAGE X ver. GLIMMER SPIRE X ver. OVERCOME DIFFICULTIES X ver. REQUIEM IN EVENING 全滅 THE SECOND ACT X ver. AS TIME GOES ON X ver. RETALIATION Burning X ver. DIOS MELTIA ディオス&メルティア戦 FIGHTING OF THE SPIRIT X ver. 精霊戦GB版ではプルート戦やグレムリンレア戦でも流れたが本作では変更 GENTLE VALHALLA VILLAGE ヴァルハラの村 SYLPH X ver. UNDERGROUND WAY X ver. DARK CAVE X ver. SERIOUS FAILURE RESURRECTION X ver. RAISING A CURTAIN X ver. HARMONIOUS MOMENT X ver. EUCLID X ver. Disc 2 MORLIA GALLERY X ver. MYSTIC FOREST X ver. SURT WOODS スルト深林 THE SUBLIME END ABYSS OF THOR X ver. MYSTERIOUS JAPON X ver. FINAL ACT X ver. CAVE OF ILLUSION X ver. FIELD OF SUNSET X ver. FOREST OF THE TREANT X ver. CAVERN OF NERVI ネルヴィの洞窟 CONCLUSION X ver. PEACEFUL EVERY DAY NAM COBANDA ISLE CHAOS FIELD 暗黒時空 BURNING TOWER X ver. MIASMA 暗黒時空通常戦闘 DAEMONIUM 暗黒時空ボス戦 BITING COLD X ver. OPEN FIRE X ver. PAST CRIME RETALIATION Grave X ver. DESOLATE ROAD X ver. GO OVER ADVERSITY X ver. I MISS YOU... X ver. UNICORN X ver. CRYSTALWAY OF JUDGMENT 審理の晶谷 TRANSMIGRATION OF THE SOUL ラスボス戦 REASON ラスボス最終形態戦 ガラスの花 X ver. サントラ未収録 ガラスの花 奥華子 オープニングテーマ 歌:奥華子 第2回ゲームソング479位 羽 挿入歌 歌:奥華子 rebirth エンディングテーマ 歌:奥華子 サウンドトラック テイルズ・オブ・ファンタジア なりきりダンジョンX オリジナルサウンドトラック